丸くてコロンとしたデザインがBOSEらしくないと当初は敬遠していましたが所有のULTRAに不具合発生以後後継機は何を?と思案きた時にどうしても他社(特に中華ブランド)に変える気がしなく、もう一度ULTRAを買い増し?とも思いましたが今秋で発売から2年が経つ事を考えたら下位モデルでも新作が良いのでは?と思い至りこうにゅうした次第です。
無骨なイメージから黒ばかり選んできましたがこの丸みのあるPOPなデザインから思いつきでチルドライラックにしましたが個人的には大正解でした。
ANCはフラッグシップには敵わないとのもっぱらな評判に重箱の隅を突けば確かにそうだ、と認めつつも自分に適正のイヤーチップ、スタビライザーを選択してあげればかなり無に近いところまで遮音してくれます。
弱いと口にするインフルエンサーは本当に自分の耳に合ったイヤーチップを選択したんでしょうか?デジタル耳栓になる!これだけでも購入した甲斐がありました。
音は低いところから重く響く低域とそれに被らない芯のある豊かな中域、派手さはないもののとてもクリアな高域と全体が絶妙にバランスが取れていてどの楽曲、音源にも合うと思いました。
特に過去作以上にアコースティック楽器との親和性が高く単に迫力だけで押してくる一昔前のBOSEとは隔世の感があります。
外音コントロール時にANCとアンビエントの間にオフをどうしても挟む、充電時にすでに満充電になっているのにLEDが赤点滅のままなど軽微な不満点はあるもののワイヤレス充電、5バンドに増えたEQ調整など進化ポイントもあってお得感を感じるプロダクトです。
しかし音声コントロールはやはりいらないかな(タッチした方が早い)。