
2016/04/08
13PROも4Pinケーブルへの対応、音導管の部分にチタンチューブを採用するなど、進化して戻ってきました!最初の印象としては、携帯端末などでは非常に鳴らしづらくアンプや高出力なプレイヤーでないとしっかりとした音を出してくれません。あくまで”業務用のミキサー等での使用を考えられている”機材”だからでしょう。
試聴する際はしっかりとした環境で聞かれることをオススメします。
音の印象ですが、従来のモデルと比べて、非常に音と音との繋がりがよくなりぎゅっとまとまりが良くなりました。そのなかでも特に注目する点は、高域の煌びやかさです。
低域が割合量感が多くウォームななかでも、シンバル等の金物をたたいた瞬間の音の広がりなども細かく再現してくれていて非常に生々しいですね。
ある程度のプレイヤー、アンプなどを持たれていて次は”モニター系”のイヤホンなどを検討されている方にはオススメの機種です。是非試聴されてみてください。
【レビュー日:2016/04/18】
JHの名機13Proの後継機が遂にやってきました!大きな変更点はドライバー/新たなクロスオーバー/スチール製の音導管/低域がコントロールできるケーブル付属の4点となります。実際音は変わったのかと言いますと、以前のフラットなサウンドバランスは変わりません。ですが音の質感は大きく変わっています。最新のクロスオーバーにより全帯域の繋がりが滑らかになっています。より音が生々しくなっていますね。スチール製の音導管のおかげでシャープな高域を出力しつつもしっかり金属音の余韻まで再現できるようになっています。中低域は余韻の表現もレベルアップしているのでより音楽を自然に聴けるようになっています。解像度も高いので細かい音もよく聴かせてくれます。低域も量感をコントロールできるようになって一番絞った状態でフラットになります。最大まで開放するとJH16PROを髣髴とさせる豊かな低音を鳴らしてます。まとめると全体的に音が生々しくなっています!JHの技術革新は素晴らしいですね!JH16PROと比べると中高域の線の細さを求めるなら13PRO V2、中低域の線の太さを求めるならH16PROですね!とにかく良い機種ですので一度ご試聴下さい!
【レビュー日:2016/04/17】
◎特徴
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JH13 PRO V2 は、ミュージシャンのステージパフォーマンス向けに開発されたカスタムIEMとして多くの支持を得続けてきたJH13 PROの後継機です。新しい8基のバランスド・アーマチュアドライバーを搭載し、JH Audio が持つ最新のクロスオーバー技術を駆使した新しい JH13 PROです。サウンドチューブ(音導管)にはスチール製のサウンドチューブを採用、Moon Audioの高品質IEMケーブルを採用したことにより、ケーブルに付属したアッテネーターを使用し、低域を10dBの範囲でコントロールすることができます。
◎スペック
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ドライバー:独自開発のバランスド・アーマチュア型(BA 型)
ドライバー構成:8ドライバー Low x 2, Mid x 2, High x 4
クロスオーバー:3ウェイ・クロスオーバー
周波数特性:10Hz - 20kHz
入力感度:116dB @ 1mW
インピーダンス:28Ω
採用独自技術:Freqphase time|phase
遮音性:-26dB
入力端子:3.5mm ミニ端子
付属品
□IEM Cable (Variable Bass output)
□Jerry Harvey Signature IEM Case
□Wax Tool
□ドライバー (低域調整時使用)