【見た目・質感】
初代Willenに比べるとほんの少しだけ大きくなった本体。触ってみると厚みも増していて少し重くなっている。表面の質感も良くなっていて、ブラスのロゴやコントロールノブ部分の輝きが増して重厚感がある。かっこいい。大きく変わったのはクリームの方で、前作だとギザギザした格子のような前面だったのが、交互に編み込まれた丁寧な作りになっていてブラスのロゴがすごく映える。四角い枠がついたのも引き締まっていい感じ。
【音について】
こちらもまた大きく進化していて、低音がかなり出るようになっている。前作に満足できない人の多くは低音が理由だったと思うのでとても大きい。羊文学の「Burning」で聴き比べるとイントロから全然違う。深くから鳴り響く厚みのある低域でマジでアガる。ドラムもベースもかなり聴きごたえが増している。爽快な中高域は前作同様で気持ちいい。多くの人が満足できる変化だと思う。
【使用感など】
細かい変更点がいくつかあって、まずはコントロールノブについて。前作は押し込み続けて電源のON/OFFを行っていたのが、新たに電源ボタンが増設された。押し込む動作は負荷が高いと思われるので分けたのは良かったと思う。
電池残量のインジケーターが見やすくなった。細かいけど前作は実際見づらかったので確実に良くなった。
連続再生時間がちょっと伸びて、コーデックもAAC/LC3に対応した。さらにマルチポイント対応で人によってはかなり嬉しいのでは。Auracastも対応予定で将来性バッチリ。
【まとめ】
かなり完成度が高くなっていて、前作で満足している人でも買い替える価値は十分にあると思った。
自分が買ってから数週間で発表されたのでかなりショックを受けるくらいには良い出来だった…。