言わずと知れた学者名ケーブルの新作、Aristotle。

もう一作のEuclidを聴きにお店に行きましたが、そういえばと思い出し試聴することに。

もう、聴いてよかったなと。

DAP：iBasso Audio DX180

イヤホン：Acoustune HS1695Ti Gold

イヤピ：TANGZU 唐三彩

楽曲　FRUITS ZIPPER

　　「NEW KAWAII」

　　「月の音」

　　「世界は君から始まる」

　　　ヒグチアイ

　　「悪魔の子」

銅線らしくウォームな音感。当然DAPやイヤホンで左右されるとは思いますので、別DAPを持って行かなかったことを少し後悔。

また、低域のみならず全体的にしっかりとまとめてくれる感覚がありました。

Euclidと比べれば手の届・・・かない範囲ですが、こちらもいつかは手に入れて、相棒を見つけてあげたいと感じました。

前作SocratesをLegend Xに合わせて使用していました。Socratesは中低域を軸とした音の厚みがと低域の深さが特徴でした。分析的というより、温かみのある音を鳴らしてくれるケーブルで、Socratesのテーマであった｢純粋｣な音楽体験をするに相応しいケーブルでした。

　今作Aristotleは前作の要素を踏襲しながらより音、使い勝手共に進化したケーブルであると感じました。音場の広さや低域の深さは前作から少し進化した程度に感じましたが、全体的な解像度が明らかに上がっており、前作より幅広いイヤホンにマッチするケーブルに仕上がっています。

　前作に比べて太くなっており、ケーブル自体は固く重くなっています。しかしそれは、あくまでも前作と比べた時の話であり、太さの割には柔らかく仕上がっています。そのおかげで、プラグ付近のケーブルの折れ曲がり方が滑らかになるため、｢プラグ付近で断線してしまうのではないか｣という心理的ストレスが軽減されました。また、前作には無かったスライダーが追加されているのも地味に嬉しいポイントであると感じました。

　Eletechの製品は外箱のデザイン含めた付属品のクオリティが素晴らしく、製品自体のデザインも所有感を満たしてくれる美しい仕上がりになっている為、特別な音楽体験を提供してくれます。このクオリティの後継機が前作とさほど変わらない値段で手に入るという点も、このシリーズの特筆すべき点だと思います。

外見は一見派手に見えますが、Yスプリットやプラグはさほど大きくは無いため落ち着いた印象です。上品で良き。

取り回しはケーブルのスペックの割には扱い易いと思います。やや硬め。

音は、低域の量が増すというよりは制動力up、中音は少しのあたたかさと高い解像度、高音はほどほどに丸くなり聴きやすく。という銅の特徴は押さえつつも、主張は強くないながら立体的な音場の広さが光ります。

ごん太コアを使用した同軸ケーブルとのことで、どんなアンプとイヤホンの組み合わせでも鳴らしきってくれる安心感があります。

素晴らしいのはVersaコネクタで、コネクタをロックナット？で固定しているので、Versaコネクタから外してしまえばイヤホン本体のコネクタを外さずにケーブルとの分離が可能！

イヤホン本体のコネクタに負担をかけずに取り外せるため、乾燥機にかけたりとメンテナンスが容易になります。

もし、コネクタ単体で売る場合は是非ともロックナット？単体でも売って欲しい!!!

見た目、音、扱いやすさと全てが高い水準で纏められたケーブルだと思います。

再生機器：A&norma SR35,AK PA10,Truthear HEXA

試聴曲：結束バンド「月並みに輝け」、Ado「踊」、Michael Jackson「Beat it」

10分程度のインプレッションです

※秋葉原店では店員さんにお願いして出してもらう方式でした（2024/09/21時点）

低域の変化を非常に感じたケーブルでした

弾力あるリズミカルに

音場も広く、楽曲におけるべースの存在感が増すような変化を感じ取れます

Adoさんの楽曲と相性が良いかもしれません

見た目の印象より軽く、非常に取り回しが良いため、どのようなイヤホンにも合わせられると思います

Socratesの後継機に当たる1本。ARISTOTLEはかなり進化していたのでこちらも失礼します。

見た目は完全にお、銅線なんだなと感じさせるようなイメージ通りの色。音色も全て見た目通りで面白かったですw

音質です。

高域は丸くドームのような反響も感じました。

全体の空間が広いのでこの反響音が篭って感じられる事はなくかといって壁はしっかりしているので音像もしっかりしている印象です。

中域、ボーカル帯は程よい位置関係にいて柔らかく男性ボーカルが力強く鳴りました。女性ボーカルだと中低域くらいに位置する声が相性が良かったです。

低音は密度がしっかりしていて柔らかい音でした。広がり過ぎないおかげで量感を感じやすく曲全体をしっかりと支えてくれるような音です。とても良い。

空間の中に音像がしっかりしている音が複数いるタイプの音で粒立ちというよりも存在感のある情報が向かってくるような印象を受けます。ただ音圧自体は強くも弱くもないので聞き疲れはしませんでした。

以上です。

私が以前Socratesで感じていた空間に対する情報過多が全面的に改善されていて感動しました。これは良い物ですね。

試聴環境①

COLORFLY U6→afterglow IC→PA10→"EUCLID"→Tia fourté

クールドライにU6のブライトとafterglowの程よく柔らかい低音を乗せた構成です。

試聴環境②

COLORFLY U6→4.4mm to 3.5mm pro変換ケーブル→"EUCLID"→Tia fourté

こちらはU6のクールブライトを全面に出し煌びやかな音にフォーカスした構成です。

使用音源

Mili

String theocracy

Gertrauda

Iron Lotus

Between Two Worlds

Between Two Worlds（a capella）

アリアナ・グランデ

off the table

原口沙輔

電機、回路、ユレ弧

いよわ

ポプリさん

キャットファイト

フロクロ

ことばのおばけが窓から見ている