高音の質:50
中音の質:50
低音の質:50
細やかさ:50
迫力:50
音場:50
遮音性:50
音漏耐性:50
【率直な感想】
久しぶりにとんでもないイヤホンと出逢ってしまった……。正直、ノーマルのInfinityでも5点(満点)評価をつけられる位、素晴らしいイヤホンですが、Infinity ULTRAはそれを軽く超えてきたから驚いたものです。5段階評価では表せない位、素晴らしいイヤホンです。開発者に感謝状書いて送りたい位の完成度です(お世辞ではない)。正直、レビュー不要なレベルのイヤホンですが、一応書いておきます。以下、気になる方だけご覧ください。
【レビュー】
eイヤホン秋葉原店にて購入しました。新品の価格は2023年5月時点で約53万円とイヤホンにしては高価格帯ですが、視聴すれば一瞬で理由が納得できます。音の分解度、解像度の高さが段違いで、純粋に音のまとまり(完成度)が高いです。不得意な音楽ジャンルも存在するためオールラウンダーではありませんが、チューニング的にヴォーカルと楽器の演奏方面にはめっぽう強く、個性的でオンリーワンなイヤホンです。
リケーブルは正直、不要です。Infinity ULTRAに付属でついている「RSD DWARF Cable 2pin/3.5mm」というケーブルはどちらかというと低音の厚みを多くする(銀線と銅線が使用されたハイブリッド)ケーブルで、失礼ですが、それほど高価なケーブルではありません。他のケーブルにリケーブルした方が、良い音になることが多いこのケーブルですが、Infinity ULTRAはリケーブル不要です。寧ろリケーブルすることで音のまとまりが崩壊してしまうという逆転現象?が起こります。DWARF Cableでこの音のまとまりと完成度、本当に信じられないです。
何度でも言います。Infinity ULTRAは音のまとまりが素晴らしいです。正直、文句のつけどころがない……。私のお気に入りに Fourté Noir(46万円)というイヤホンがありますが、こちらで高音を伸ばすためには結果的に Horus + LeonidasII(31万円)などのハイエンドケーブルをリケーブルする必要がありました。Infinity ULTRAはその必要が全くありません。
Infinity ULTRAでは、高音をEST Tweeter(静電型ツイーター)×4、高・中・低音をBAドライバー、低音を「RSD DWARF Cable 2pin/3.5mm」でそれぞれ良さを伸ばしているんですね。この構成を実現することは決して簡単ではなく、Rhapsodioさんの地道な努力あっての結果だと思います。本当に素晴らしいですね!! 純粋に感謝です。
下記リケーブル改造した手持ちのイヤホンと音の聞き比べを何度も行いましたが、全くと言っていいほど引けを取らない。(音楽ジャンルにもよりますが)リケーブルせずに「これ1本で完結」とはっきり断言できるイヤホンは、今までひとつとありませんでした。それくらい素晴らしい音です。Rhapsodioさん、素晴らしい音楽体験をありがとう。
(追記)
多ドラあるあるですが、ハイエンドイヤホンを購入した場合は、ドライバー不良に気が付きにくいため、店舗にある視聴機と音のなり方をじっくりと時間をかけて聞き比べした方が良いです。
【比較対象】
・Fourté Noir “Signature Collection”+ Horus + LeonidasII(Effect…