高音の質:45
中音の質:40
低音の質:50
細やかさ:50
迫力:50
音場:50
遮音性:45
音漏耐性:50
同じブランドのprestige ltdを所有していますが、これもこれですごかったです。
一応現在のフラッグシップモデルということでとんでもない量のドライバーが入ってます笑
きちんとそれぞれのドライバーが役割を果たすのかという疑問を抱きながら聴いてみたんですけど、一言で言えば解像度のお化けです。他の方は同社のmonarch mkiiiやprestige の方が解像度が上という意見もあったが自分の感覚から言うと間違いなくV16の方が解像度上です。
音場は横とてつもない広さで、前後の広がりは横よりやや狭い楕円形みたいな感じです。
低音の量が多いかつパンチ感半端ないですが、とは言っても中域や高域を邪魔することはありません。
ボーカルは結構近めで耳元で歌っている感じではなく、あくまで原音忠実です。個人的には中域もっと存在感があってもよかったかもしれないですが、これはこれで低域と高域が強調されて良いです。他のドンシャリイヤホンと比べると中域はもう充分優秀です。
高域は同社のprestigeやmonarchシリーズより少ないですが、むしろこれくらいでちょうどいいです。高域が強調されすぎて耳障りになるし長時間の使用にも向かないです。それに高域を足すと解像度が上がったように聞こえるがそれは違います笑。あくまでもディテールが聞こえやすくなったとのことで、増えたわけではありません。
曲の中の全ての楽器、効果音やバックシンガーなどを一つ一つ鮮明に追うことができてびっくりしました。逆に情報量が多すぎて歌手さんの声やメーンの楽器など集中して聴きたい方は向いてないかもしれないです笑
thieaudioはどんどん新作を出しているがV16はもう古くて今の新モデルに負けるのではないかっという心配はあったけど、フラッグシップモデルはさすがの実力でした。クラシックもポップスもジャズも全部適応されていてまさに万能機だと自分は考えました。
気になった方は試聴してみてもいいじゃないでしょうか。