高音の質:40
中音の質:50
低音の質:45
細やかさ:40
迫力:40
音場:40
遮音性:45
音漏耐性:45
久々に自宅鑑賞のオトモとしてこちらを購入。極度のコスパ重視なので今まで愛用してきていたイヤホンはFinalのE3000やSennheiserのIE40などです。
基本的には試聴してから買うのが大前提ですが、あいにく試聴ができる場所が近くになく、レビューも国内外で思った以上に少なかった(気のせい?)のでリスキーな購入でしたが、結果的にはかなり満足です。
私には「低音域から中音域が基礎となって、高音がその先で少しだけ存在感を示している」ように感じました。まさにウォームな鳴り方で、E3000ファンの私にとってふさわしいアップグレードになったと思います。個々の楽器やコーラスパートなども、繊細に区別ができるほどではないですがじっくり聞いていると色々聞こえてきたりして楽しいです。ウォームな鳴らし方が合うジャズやオーケストラ系クラシックも相性抜群ですが、コーラスものや昔のポップス・バラードも気持ち良く聞こえるので、とにかく温かみが欲しい方には是非お勧めしたいと思います(スマホなどでもおそらく十分に鳴らせるのかな?)。
ケーブル・ケースなどのアクセサリはやはりコスパの中国だけあってクオリティも良いと思います。が、一つ気になったのはイヤーピース。これは二種類(それぞれS, M, Lが1ペアずつ)同梱されていますが実質使えるのは黒の方だけでしょう。本製品のサイト曰く低音強化タイプ(黒軸)とバランスタイプ(赤軸)、と使い分けるようですが、バランスタイプの方は軸の口径が若干小さいのか硬すぎてイヤホンにハマりません。低音強化タイプの方orお気に入りのイヤーピースを準備されておくことをお勧めします(ちなみにFinalのType Eはばっちりハマりましたが、ウォームさが減ったため私は付属の黒軸で満足しております)。
長くなりましたが、温かみのある音楽鑑賞をされたい方はぜひご検討を(^^)/
試聴環境
NW-A105/DIRECT SOUND/3.5mm Unbalanced
NW-A105/Fiio KA3/3.5mm Unbalanced
NW-A105/Fiio KA3/4.4mm Balanced (TACables Onyx)
試聴曲例
Pink Martini - Amado Mio
Lea Desandre/Jupiter - Amazones
西浦智仁 - レイトン教授のテーマ(生演奏バージョン)
竹内まりや - ウィスキーがお好きでしょ(CMアレンジVersion)