高音の質:45
中音の質:45
低音の質:40
細やかさ:45
迫力:40
音場:40
遮音性:50
音漏耐性:40
アニソンとボカロ好きにとって、イヤホン選びって本当に大事ですよね。特に、アニソンの女性ボーカルの透き通るような声とか、ボカロのEDMっぽいトラックのビートや音の分離感をちゃんと楽しみたいと思うと、他のイヤホンだとどうしても物足りなく感じることが多いです。
そんな中で見つけたのがMoondrop。やっぱりこのジャンルを好きな人には定番とも言えるブランドだと思います。その中でも、今回購入したKATOは、価格的にも手が届きやすいし、Moondropの中でも特に評価の高いモデルなんですよね。
〜実際に使ってみた感想〜
KATOは特に高域と中域が本当に綺麗で、女性ボーカルが「そこにいるんじゃないか」ってくらい鮮明に聴こえます。ボカロの繊細なメロディや、裏で流れるEDM系の音もしっかり分離して聴こえるので、曲の中にどっぷり浸れる感じがたまらないです。
ただ正直に言うと、低域は少し控えめな印象がありました。EDM系のズンズンした感じを期待すると、ちょっと物足りなくなるかもしれません。でも、イヤーピースを変えたりリケーブルしてみたら、かなり改善できました。やっぱりちょっと手をかけるだけで音が変わるのも、このイヤホンの面白いところですね。
〜後継機と比較して〜
最近、後継機としてKADENZが出たみたいなんですけど、そっちは全体的にバランスが良くなってて、さらに進化したモデルって感じです。ただ、KATOもまだまだ負けてなくて、価格を考えると十分すぎるクオリティです。
〜名前のエピソードが熱い〜
で、これ、名前の由来が面白くて、『冴えない彼女の育てかた』の加藤恵から取ったらしいんです!買ったあとにeイヤフォンのスタッフさんに教えてもらったんですけど、なんかその話を聞いた、kadenzが出た後に買ったという悲しみはなくなっちゃいました(笑)。アニメ好きとしては、この背景だけでもKATOが特別な存在に思えてきますよね。
〜結論〜
KATOは、アニソンやボカロをより深く楽しみたい人にとって、本当にコスパが良くて満足度の高いイヤホンだと思います。もちろん、後継機のKADENZも気になるけど、KATOにはその歴史と独自の魅力があるので、これを育てるっていう感覚で楽しむのもアリだと思います。アニメとオーディオの世界が繋がる感じ、最高です!