MW07 Plusからデザインが変わり、より高級感を高めたデザインになっています。
MW07の特徴であったFitWingsがMW08からはなくなりフィット感が不安でしたが、他社のイヤーフィンが付かないワイヤレスイヤホンよりも安定して固定されているように感じます。
セラミックとアルミが使われ高級感が高まった反面イヤホンの重みがあるため耳に付けている感が強くなっています。
Jabra 85tは軽すぎて逆に不安だったのでMW08の重さの方が個人的には好みかもしれません。
充電ケースはMW07 Plusの横に長いデザインから縦に長いデザインに変わりよりコンパクトになりました。
ステンレスの高級感のあるデザインは継続して採用されていますが、ブラックのみ表面の処理が異なり擦り傷などが付きにくくなっています。
MW07 Plusは付属のポーチに入れて使用していてもいつの間にか傷が増えていくのが気になっていたので今回は異なる仕上げのブラックしか選択肢にありませんでした。
他のカラーのケースはおそらくMW07 Plusと同じように擦り傷が付きやすいんじゃないかと思います。
金属を使っていることからか今回もワイヤレス充電に対応していないのが残念です。
音はMW07 Plusと比べて低音が強くなり音場も広くなりましたが、MW07 Plusにあった独特な雰囲気はなくなりました。
音は良くなっているのですが楽しいと思えなくなったような感じです。
ANCを有効にすると音が狭く感じるようになりますが低音がより主張を強めます。
MW07 Plusの時はANCを一度でも有効にすると無効にしても上記のような傾向が継続され電源を入れ直すまで戻らないという不具合がありましたが、MW08にはこのような不具合はありません。
ANCとAMBIENTはMW07 Plusから良くなっており、特にAMBIENTは声か環境音のどちらを優先するかが可能になり実用性が高くなっています。
MW08からアプリに対応となりましたがANC、AMBIENT、電源オフタイマー、耳から外した時に自動停止する機能のオンオフ設定のみで他社のようなイコライザー機能はありません。
今後追加される可能性もあるかもしれないですが少し残念です。
細かい点でもう少し良ければ…と思う点はいくつかありますが、現在販売されている完全ワイヤレスイヤホンの中で長時間再生、音の良さ、ANCが揃ったモデルであり、見た目も価格に相応しい高級感のあるデザインのため購入した後の満足度は高いモデルだと思います。