高音の質：35

中音の質：35

低音の質：50

細やかさ：35

迫力：50

音場：40

CAが誇る低音番長。w

中高域もそれなりには出ているけど、このイヤホンはそこじゃない。

心地よい低域に浸るためのイヤホンかと。

なので好みは分かれると思いますが、1本こう言うイヤホンも持っておきたいところ。

低音もスピード感ある感じではなく、暖かい感じ。

決してお安い買い物ではないので、購入前に要試聴ですね。

高音の質：40

中音の質：40

低音の質：50

細やかさ：40

迫力：50

音場：40

遮音性：50

音漏耐性：50

CAの中でも、VEGAは低音マニアが選ぶ最高の一本としても名高い、Andromedaとは対極の重低音特化イヤホンでした。それのアップデート版の本機種ですが、最高の重低音体験は健在で着実に全体のレベルも上がっているように思います。低音に振り切った音質は、低音機として名高いLEGEND XやUE LIVE TO GOとも全く異なっており、とにかく低音に溺れたいという方にお薦めです。よりバランスを取るなら同社のDORADOの方が適していますが、VEGAには低音マニアを唸らせたこの機種にしか出せない魅力が満ちていますので、是非両方聴かれることをお勧めします。

高音の質：40

中音の質：40

低音の質：50

細やかさ：35

迫力：50

音場：45

遮音性：30

音漏耐性：40

私は普段、Spinfitを愛用しており、多くのイヤホンでイヤーピースを耳に押し込み密着させる使い方をしております。3段フランジの耳栓を押し込むようなと言ったら分かりやすいでしょうか。

先代のVEGAでもそうだったのですが、耳に密着させるイヤーピースにて使用した場合、Spinfitに限らずなぜか極端に音が小さくなってしまい、本来の実力を出せません。ぐりぐり動かして位置を調整してやるときちんと鳴る位置もありますが、手を離すと元に戻り保持できません。

恐らくイヤーピースを密着させると、ドライバー前面の気圧が高くなり、ドライバー背面の気圧と差異が生じ、ダイナミックドライバーの動きが制限されるためだと思われます。さらに、ノズル内に圧を逃がす構造は無さそうで、いつまで着けていても改善しません...LYRAIIではならないので、ADLCドライバーの特性や軽さ,薄さなどが関係しているのかと思われます。

結局色々なイヤーピースを試してみましたが、装着感と音の安定性のバランスの良いものを見つけられず、Spinfitのくびれの部分に穴を開け、圧を逃がしてやることでなんとか落ち着きました。しかしやはりSpinfit特有の密着感や安定感は損なわれてしまっています。

音質はAndromedaのような一聴した際のインパクトには欠けるものの、質実剛健といった感じでアコースティックな空気感の表現に秀でていると思います。

ちゃんと装着するとちゃんと音が鳴らないというなんとも不思議なイヤホンですね(笑)

高音の質：45

中音の質：45

低音の質：50

細やかさ：45

迫力：50

音場：40

遮音性：50

音漏耐性：50

装着感で敬遠されがちなCampfire Audio製品の中で、VEGAのシェルは比較的小さめであるため、装着感で悩むことがほぼないと思います。従来のVEGAに比べシェルが若干大きくなりましたが、この装着性の良さはしっかり引き継いでくれてます。新たにセラミック製となった白いシェルは、素直に格好いいです。

音は少々ヤンチャだった旧VEGAに対し非常に聞きやすく、比較的長い時間のリスニングでは最高のお供イヤホンと思います。アタック感の少ない音で、インパクト性に欠けるかもしれませんが、非常に定位も良く自然に全域伸びていく出音の良さは、他の高級1DDに無いものと思います。反面、残響などの雰囲気が不足しており、オーケストラなどの再生は不向きだと思います。EDMを鳴らしたら最高ですよ。

高音の質：45

中音の質：50

低音の質：50

細やかさ：40

迫力：50

音場：45

遮音性：50

音漏耐性：50

ダイナミック一発とは思えないほど繊細があってびっくりしました。

ホワイトカラーもオシャレですし筐体の質感もとても良いです。