高音の質:40
中音の質:45
低音の質:45
細やかさ:40
迫力:50
音場:45
遮音性:50
音漏耐性:50
カラッとした元気の良いわかりやすいイヤホンです。
40万クラスのイヤホンを、何本か所有してきました。このクラスになると何か一芸に秀でたところがあります。超高音域がどこまでも伸び切るとか、重低音域がどこまでも解像度を伴って沈み込むだったり、全域に渡って物凄い音数の多いものとかあります。一方でこう言った高級機は好みに合わなかったり、聴き疲れする物が多いです。音楽を聴く時には気合いが必要です。
本機はLegend Xとよく比較されていますが、個人的には同時期に所有していたU12tの比較が面白いと思っています。
U12tは海外レビューも多く概ね肯定的な意見です。本機は何故かあまり海外レビューは見かけませんね。
U12tの特徴は、ややウエットで暗い出音です。
低音域も十分に出ていますし、なにより中低音域の充実さは耳を見張るものがあります。高音域も煌びやかです。U12tを手放した理由は低音域の弾力感がありすぎたところぐらいです。ここは、同じ64のNioもそうでしたが、低音の出方の表現を変えると緩い出音だと思います。好みの問題なので敢えて緩くしているのだと思いますが私には会いませんでした。
本機は、低音域から高音域まで素直な繋がりと、冒頭で書いたとおりカラッとした元気な出音が特徴です。クロート好みするU12tよりこちらが良さがわかりやすいです。低音域の弾力感もちょうど良いですね。低音が歯切れが良くスパッとしています。敢えて不満を書くとボーガルに色気を感じないことですね。ここはU12tの方が優れていると感じます。
勿論高額機に比べると超高音域は出ていませんし、重低音域の量と解像度も足りていません。
その分聴き疲れもなくのんびり音楽に浸れます。
リケーブルはNOBUNAGAです。やや低音域がスッキリしますがバランスは良いです。
briseaudioのASUHAに変えると一変して低音ホンに豹変します。標準ケーブルでも低音が物足りない方にはいいかと思います。
DAP paw gold touch