音の無い無音空間を喚起させる表現力と、ベースブースト切り替えスイッチが魅力的なイヤホン。

中域の中でも高い周波数のあたりが分解能高く、JPOP、トランス系で多用される音にも相性抜群。

重ならずに奥行きのある演奏になってくれるので楽曲の情報量がぐぐっ、と向上したかのように思えます。

実際に楽曲データは変更していないので、解像度の高さ故ですね。

低域もしっかり上から下まで鳴っていますが飽和せず、他の楽器を支配してしまうこともなく悠然とそこにあることで中域高域との調和が素晴らしく感じました。スイッチオフ時には量感が少なくなり一歩引くようなイメージとなりますがオススメはオンの時です。

特に相性がいいと感じたのはJPOPも良かったのですが、さらに抜群だったのはアンビエント系やフュージョン系。

音色の移り変わりや音数の多さをじっくり堪能したい玄人にオススメです。