商品特徴
エレクトロスタティック型となるヘッドフォンシステム「HE1」は、最も革新的なテクノロジーと厳選された最高級素材、最高品質のクラフトマンシップの完璧な融合。価格にふさわしいマスターピースとなっています。
コンサートホールにも負けない素晴らしいサウンドを響かせるハイエンドヘッドフォンを作ろう、リスナーが過去に耳にしたあらゆる音を凌駕するサウンドを生み出そう―ゼンハイザーは常にこのようなビジョンを思い描いてきました。
そして1990/1991年、このビジョンを具現化することについに成功しました。ヘッドフォンの限界をすべて打ち破るエンジニアリングのマスターピースを世に送り出し、オーディオ業界に嵐を巻き起こしました。初代Orpheusはオーディオ業界のアイコンとなり、 世界最高のヘッドフォンと呼び習わされてきました。
あれから約25年以上の時を経た今、私たちは世界最高のヘッドフォンの後継モデルによって、オーディオの歴史の新しい章を書き上げます。
CEO ダニエル・ゼンハイザーは次のように語っています。
「HE 1により、私たちはふたたび限界を超えます。 ゼンハイザーは、卓越の新たなベンチマークを何度でも築き上げ、ハイエンドオーディオの未来を新たに描いてまいります」

究極のサウンド再現力と他に類のない空間的な広がり、そして人の可聴範囲をはるかに超える周波数応答特性を備えたHE1は、世界中のあらゆる既存のヘッドフォンシステムを凌駕します。
「HE1はまったく独自の方法で私たちの五感を開放することができます。あたかも音楽に直接包まれているかのような完璧なイリュージョンを作り出せるのです」(ダニエル・ゼンハイザー)。
どれほど細やかなニュアンスも、もはや聴き逃すことはありません。後継モデルの開発プロセスでは、ゼンハイザーのエキスパートチームが技術の限界を超えるために約10年の月日を投じてきました。そして再び、彼らは世界最高のヘッドフォンを生み出すことに成功しました。HE1は、真空管アンプとトランジスターアンプの長所を完璧なまでに融合させた、革新的な設計理念に基づいて開発されました。
CEOアンドレアス・ゼンハイザーは こう語っています。「この類まれなる製品の完成を非常に誇りに思います。HE 1は我が社の革新性と、完璧なサウンドを追求し続けるスタッフ一人ひとりの努力の、まさに象徴と言えるでしょう」

卓越の技術を基盤とする唯一無二のサウンド体験
HE1だけの唯一無二の体験は、サウンドを耳にするずっと前から始まります。電源が入っていない状態のシステムは、コンポーネントがすべてハウジングに収納され、あたかも彫像のような穏やかな美をたたえています。電源/ボリュームボタンをそっと押すと、やがて目を覚ますサウンドの彫像。ワンピースの真鍮を削り出してクロームメッキを施したコントロールが、大理石のハウジングからゆっくりと出現し、やがてクオーツガラス管に包まれた真空管が徐々にせり出して光り出します。最後にガラスカバーが自動的に開き、本革イヤーカップ付きのヘッドフォンを取り出すシステムです。
画期的な新製品の卓越の音響特性を支えるのが、厳選された素材の数々。6,000 種類を超えるコンポーネントは、いずれも選び抜かれた素材を使用しています。たとえば金蒸着セラミック電極やプラチナ蒸着ダイヤフラムといった最高級のコンポーネントは、類まれなる音響性能を確保するために採用されたもの。アンプのハウジングに用いられた大理石はイタリア・カッラーラ産で、かのミケランジェロが作品に用いたのと同種です。
「カッラーラ大理石には、アンプのコアを適切に保護する特性があります。さらにその独自の輝きと構造は、HE1を一種の芸術品として完成させたと言えるでしょう」(セレクト&オーディオファイルディレクターを務めるモーリス・クワレ) 可能性の限界を打ち破り、あらゆる細部に至るまで完璧を目指す
――まさにこのような高みへと到達するために、HE1は設計されました。「卓越の技術を駆使したHE1に、仰々しいデザインは不要でした。ヘッドフォンシステムにとって真に大切なものを再現する力、そこにこそHE1の美は宿っているのです」(グローバルデザインマネジメントヘッドを務めるオリヴァー・バーガー)
