高音の質:50
中音の質:45
低音の質:35
細やかさ:45
迫力:35
音場:40
遮音性:35
音漏耐性:40
2018年7月に購入して今更ながら(2021年5月15日)のレビューです。
まるで一眼レフカメラのレンズマウント機構のような、ノズル交換システムによる音色の調整や、ファインアジャスト機構による装着感の微調整が可能な点など、妙にマニア心をくすぐられるギミックで発売当初から注目していました。
付属のケーブルは程よいしなやかさでタッチノイズもあまり気にならない上質な作り。
イヤーピースは一般販売されていないスパイラルドット+(※e☆イヤホンさんでは1個単位で販売されています)が付属しており、装着感の問題や好みがない限り交換する必要性は感じません。
装着感に関しては、やはり金属筐体ということもあって重さをそれなりに感じます。通常掛けよりも耳掛け推奨です。
音質に関して、偏見かもしれませんが口径11mmの1ダイナミックドライバーとは思えないほど低音が出ないです。弱々しいバスドラや存在感の希薄なベース音など。存在はあるけどペチペチした音に聞こえる時も。
しかし、改めてじっくり聞きこむとスラップベースはキレの良い鳴り方をする事もあって、一口に悪いとは言えない評価です。
中高音はこのイヤホンの十八番とも言える特徴で、キンキンに冷えた超軟水ミネラルウォーターを飲んでいるようなクリアさ。故に突き刺さり気味な時もありますが、ある程度の刺激が欲しい人にとっては丁度良い出音だと思います。
まるでバランスドアーマチュア機のような音と言われているのも納得できます。
個人的にはピアノの音が美しいイヤホンと感じています。
総評として、好みがハッキリ分かれるイヤホンだと思います。少なくともドンシャリ好きの方、EDM系や低音マシマシ系の曲を聞く人には合わない可能性は高いです。低音の少なさに面喰う人もいるでしょう。
ただ、ジャンルが合えばこれ以上ない音を奏でてくれるイヤホンです。オールマイティさは無いので使い分け前提の機種だと思います。