高音の質：50
中音の質：45
低音の質：40
細やかさ：50
迫力：40
音場：50
遮音性：0
音漏耐性：0
12月末に買ったのでキャンペーンケーブル（銀メッキ銅）も頂きました。
その他に銅線のケーブル（onsoブラックライン、7nと謳っている中華ケーブル）も持っていますが、どのケーブルを使用しても弱ドンシャリ（曲によっては高音寄り）という印象です。
ただ、キャンペーンケーブルの方が高音の量がより多いです。
銅線のケーブル（中華ケーブル）のほうが高音の強調感が無く、より自然に聞こえましたので以下のレビューはそのケーブル使用時のものになります。
高音域の解像度が素晴らしく、歪みの無い綺麗な音です。
ドラムのハイハットやボーカルのハモリ、バイオリンの音がかなり綺麗に聞こえます。
音の粒子を聞かせるようなざらつきは無く、非常に澄んでいて聴いていて気持ちいいです。
明瞭ですが刺さることはないです。
かなり伸びのある高音で抜けの良さが癖になります。
中音域は高音に対して量が少ないですが、元々ボーカルが引っ込んでいる曲ではないならボーカルが埋もれることはないです。
解像度は良く、ギターやボーカルなどの分離もしっかり。
ピアノやギターの和音も綺麗に聴こえます。
低音は高音ほどのレベルの高さはないです。
バンド編成などではベースとバスドラムをしっかり分離し、中音域にもかぶらず、弱ドンシャリでバランスよく聴こえます。
しかし、低音域の高い部分がよく出ていて、低音域の低い部分（重低音）はあまり出ていないような低音のため、オーケストラなどを聞くと低音が物足りないです。
土台となる重低音が薄くなるので、気持ちバランスが腰高になってしまいます。
トリプルコンフォートイヤーピースに付け替えればある程度改善します。
ダイナミクスレンジは広めです。
音の立ち上がりも早く、消え際も早い、ハウジングによる無駄な音の響きは無いです。
それでいながらリバーブやエコー、ピアノのサスティンなどの音源に含まれる音の響きが非常にわかりやすい。
恐ろしいほどまでに音源の残響音がわかります。
そのため、歯切れの良い音は歯切れ良く、空間エフェクターや伸ばす音はしっかり響かせてくれます。
ハウジングによる響きがないからか、重低音が少ないからか、音場は特別広くはないです。
狭いと感じることもなく、誇張されていない普通の音場といったところでしょう。
音の定位はいいほうだと思います。
フィット感は良好。
イヤピは純正で使用しても十分フィットしますが、他のイヤピを試してみたところ、
自分の耳の場合ハイブリッド、トリプルコンフォート、スパイラルドット、AET07などの軸の短いイヤピがよくフィットしました。
バンドサウンドを聴くときに良く使っています。
ギターの歪みやボーカルのエコー、ドラムの打撃音などを明瞭に聴ける楽しいイヤホンです。
