高音の質：50
中音の質：45
低音の質：45
細やかさ：45
迫力：45
音場：50
遮音性：50
音漏耐性：45
Sennheiserが大好きすぎて、完全ワイヤレスの時代に今更ながら購入しました。
まずデザインが素敵です。ハウジング部のSennheiserロゴはもちろん、Y字ケーブルの付け根にもホログラム処理されたロゴが描かれています。細かなところまで安っぽさのないデザイン性が素敵です。
6000円の有線イヤフォン、メーカーとしてはエントリークラスの位置づけですし音質はまぁ程々なんでしょと思っていましたが、聴き比べてびっくりしました。
今や完全ワイヤレスしか使っていないので有線イヤフォンは余り残っていないのですが、同じエントリークラスであったりゲーミングイヤフォンたちと聴き比べた結果、ぶっちぎりで本機の音が素晴らしかった。
例えばJBLのエントリークラスであるTUNE 210。こちらは2000円そこそこという暴力的なコスパですが、なかなか良い低音を鳴らしてくれる優等生です。
しかし低音の質感や高音の伸び、そして何より音場の広さが段違いです。
Sennheiserは音場の広さと音の分離感が非常に強いメーカーですが、それは本機でもバッチリ健在です。本当に広々していて心地よい。
例えばスマホで音楽や映画を見るときでも、PS4などでゲームをする時でも広々したサウンドスケープを味わえます。
またゲーミングイヤフォン程ではないですが低音が結構出ます。中高音の伸びに強いSennheiserとしては中々押しが強く、重低音を味わいたい人やFPSで迫力あるサウンドを聞きたい人にも向いています。
またフィット感も抜群で遮音性が高いです。インラインマイクも録音して聞いたところ、想像以上にクリアでした。少なくともHyperX Cloud EarbudsやE3000Cよりもピックアップが良く、音も明瞭でこもり感がありません。
流石にSteelSeries Tusqには負けますが、通話に重きを置いていない機種にも関わらず通常使いであれば全く問題ないレベルです。
総合的に見て、音楽も動画もゲームも何でもそつなくこなす超優等生です。これ一つあれば外出先で何をやっても心地よく音を聴けるはずです。
個人的に欠点は見当たりませんでした。6000円でここまでの音質と汎用性の高さを持つイヤフォンは早々ないと思います。
有線イヤフォンは年々完全ワイヤレスに押されていますが、テレワークでちゃんとしたマイク音質を確保したい、スマホで確実に遅延なくプレイしたいといった需要はまだまだ根強いです。
そういったニーズで有線機器をお探しの方、ぜひ一度視聴してみてください。一音一音をきっちり拾い上げてくれる素晴らしいイヤフォンですよ！(*´ω｀*)
