再レビューとなります。

ケースに余裕が無く、更に専用設計のイヤピース必須なり、イヤーピースの選択肢が極端に制限されるAirPods Pro 初代/2代目。

実はAZLAやSpinFit、DIVINUSの AirPods Pro用に付属するアタッチメントを流用する事で、この高性能なaudio-technica ER500のLサイズも際どいながらケースに収まりますので仕様可能です。

ご存知の方も多いかと思いますが…AirPods Pro純正イヤピースはフニャフニャでホールド感も遮音性も低くてお世辞にも良いとは言えず、その分イヤーピース交換による依存度がかなり大きく、他社に優れたイヤーピースを使う事で、AirPods Proが元々持っている高いポテンシャルを存分に発揮でき、特にこのER500を使用した時は今まで出なかった良い感じの重低音がゴリゴリと出て、それを損なわない様にしっかりと中音、高音も繊細かつ美しく奏でてくれます。私の場合は元々持っていたDIVINUSのアタッチメントを使ってER500を少し硬いですが…何とか挿入して使っています。

audio-technica ATH-TWX9、Creative Aurvana Ace2に利用しています

装着して数分立つと耳に密着し、素晴らしい装着感になります

それに比例して低域の品質が良くなります

もともと、この商品は対応機種が明記されていて、それ以外では効果が発揮しづらい点に注意です

また、温度による形状変化を前提としているからか、冬場に乾燥ているときは形状変化があまり機能しないようです

少しイヤーピース本体や耳を湿らせると良い感じになります

UW100、UW100mk２、Geminiに使用しています。

ハイが少し減衰し、速い音になるイヤピですね。

当初はあったかい音がすると思っていたのですが、、、

確かに高域は少し減衰するんですが全体が緩くなる印象は無く、ハイ落ちした分太くそれでいて立ち上がりの速い締まりのある音になるイヤピで、テンポの速い曲や、暖かく、懐かしい雰囲気の曲でもキックだけはある程度しっかりなって欲しい自分好みのイヤピでした。

自由にEQを掛けられるワイヤレスイヤホンをお持ちの方は４kHzやそれより上を上げると良いかも知れません。

あと軸が短いので有線イヤホンには向いてないと思います。

このイヤーピース、コレイル程注目度が高くありませんがコレイルを聞いたことがない人間からしてみれば何故注目度が低いの？？？って思ってしまう程の音質の良さがあるイヤーピースです、このイヤーピースは体温で形が変わると言う謳い文句な訳ですが、実は体温で形が変わるイヤーピースの世界初はセドナイヤーフィットセラスティック…では無くオーディオ好きなら知ってる人もいるであろうフェンダーというメーカーのシュアシールチップスというイヤーピースが世界初的な感じですがそれを体温で形が変わるという謳い文句にしたのはAZLAになるんですよね…結構分かりにくいですけどね、体温で形が変わるイヤーピース世界初はフェンダーのシュアシールチップス。ではそれらとは何が違うかというと吸着度合いと変形の仕方です…このイヤーピースは粘土のような触り心地ですがこの世界初素材のアブソートマーは樹脂、様はプラスチックで出来たイヤーピースという訳です、そしてアブソートマーはオーディオテクニカが作ったのでは無く三井化学が作った素材です、なのでセラスティックは発売されて結構賛否両論ありますがこのアブソートマーはピタ〜って張り付く感じでは全く無くてむしろその逆で異物感が時間経過で全く無くなるイヤーピースって感じの認識でいてもらえればと思います、時間経過で異物感が無くなるという事は最初はどうかと言うと正直硬すぎると言っていいでしょう…最初つける時は結構耳が痛いですね(これが標準仕様なのが賛否両論だと思いますね、ちなみに耳が小さい自分は普段だったらsサイズつけますがこのイヤーピースはmサイズ推奨品です、理由は後ほど)まあ色々つける時の苦労はありますが他の方が書かれている様に遮音性は低いとかは無いですね、(最初はsサイズを買った結果ガバガバで遮音性が0でしたがmサイズでちょうど良かったのでよっぽど耳が小さい人で無ければsは選ばない方がいいでしょうね…)まあそんなこんなで色々語ってきましたが肝心の音質はしっとりしていて本当に素材の触り心地と公式の説明そのままって感じで、イヤホンの特性や楽曲の持つ要素をちゃんと遺憾無く発揮してくれる超優等生イヤーピースなのでぜひぜひ一度でもいいから試して欲しいと思いますがイヤホンにはめる際に軸の部分が白くなりますがこれは別に異常では無いのでそこだけご注意を！