高音の質：45
中音の質：40
低音の質：30
細やかさ：35
迫力：35
音場：40
遮音性：40
音漏耐性：40
7 Proと最後まで悩んだのがこのElite 5です。
こちらはナンバリングこそ下位ですが、7 Proには無い機能や上位の機能もあります。
・Google/MicrosoftのFast Pair機能
・Spotify Tap
・ハイブリッドANC
Fast Pairは個人的に好きな機能です。ペアリングがお手軽ですし、Androidの場合おなじGoogleアカウントを使っていれば別端末でも自動的にペアリングが可能です。
Spotify Tapも便利です。耳につけてからスマホを取り出さなくてもすぐSpotifyで再生開始できます。
一番の違いはやはりANCでしょう。
7 Proは外側にあるフィードフォワードマイクしか無いのに対し、5は内側にフィードバックマイクがあるため、より的確かつ協力なANCが期待できます。
しかし結局、僕は7 Proを購入しました。
購入の決め手となったのは以下の点です。
1.音質
7 Proは低音がほどほどです。SONYやSENNHEISER、BOSEのような沈み込むような濃密な低音に慣れていると明らかに物足りません。しかしスカスカかというとそんなこともなく、ちょっと弱いかなって程度で許容範囲内でした。
しかし5は明らかに低音の量感が不足しており、全体的に軽い音という印象でした。
イコライザでいじれば良いとはいえ、音作りのアプローチが5と7で大きく違うと感じたのは低音の出し方にありました。
2.ANC
思ったほど強くありません。というか7とほぼ変わらないと感じたし、何なら特定の音域は7の方が遮音していました。
店内で視聴していたため、周りでは「空調」「人の声」など色々な種類のノイズが発生していました。
人の声、つまり中域から高域はどちらもよくカットしていました。しかし空調のフォーッという音。やや低域よりの部分でしょうか、この部分は7の方がきれいに消えていました。
RTINGSやSoundguysなど、海外のレビューサイトに載っている波形調査でも、ANCの性能に大きな差は無いようでした。やはり低域は7のほうが打ち消せているみたいです。
音質とANCはイヤホンである以上最重要項目です。確かにFast PairやSpotify Tapは魅力的ですが、それらを加味しても7のほうが魅力的でした。マイク性能も良いですし。何より一番上のモデルだし。迷ったら最上位モデル、これが一番気持ち良くなれます。
願わくば5と7を合体させて、全部の機能を積んだ8とか9とか出てくれたら嬉しいですね。
というかJabra的には未だ85tがフラグシップモデルらしいですね。発売からだいぶ経ちますし、そろそろ来てもおかしくありませんね。楽しみです！
