HUM Pristine-Reference

試聴環境 Dp-X1→HUM pristine-Reference
エージング前の状態で聴いてみた印象、この時点でも全体的に自然感のある癖のない音で奏でてくれました。女性ボーカルが特に前に出てきて、生々しく聴かせてくれました。その他にも管楽器系ブラス系の弾けるような音や、エレキギターのキレの良い音が特徴的でした。中高域が得意なのかと思われます。音場はそこまで広くないのですが、低音はまるでハイブリッド型かな？と思わせるような程よい厚みと立体感を持った音でした。ただ、エージング前なので、やや全体的に硬いイメージがありました。
50時間ほどエージングした後に試聴してみると、全体的に艶み深みが増し、より上質な音に変化しました。刺さり等もほとんど無く上から下までレンジの広い音で鳴らしてくれるようになりました。同価格帯の中では高域の抜けなどはやや劣るところはありますが、中域の解像度や暖かみなどは唯一無二のサウンドのように感じました。
【レビュー日：2015/12/23】

試聴環境　iphone6S
試聴はエージング50時間後の状態からいたしました。全体的に圧力の強いサウンドを感じました。大きなコンデンサが搭載されているイヤホンで、こんな構成のイヤホンは初めてです。広い帯域のをカバーしており、2ドライバーでこれほど広大なイメージを受けるのは驚き。アタックの強い立ち上がりの音はロック、pOpSを聴きたい衝動を呼び起こします。傾向としては【ドンシャリ系】になるとおもいます。中音域の解像度が高いので、落ち着いた印象になりそうなんですが、サウンドにぶ厚みを感じます。それを支えるのが低音の再生能力の高さですね。かなりヘヴィな低音を鳴らしても付き合ってくれます！実にエモーショナル！ロック好きには是非聞いていただきたい空気感を持ってるイヤホンです！
【レビュー日：2015/12/24】

• 付属品
  ペリカンケース
  ＣＸ1ケーブル（120ｃｍ）ドイツ製の4Ｎ純銅線
  クリーニングツール