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2021/03/12

かわちゃん


イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホンのPRスタッフかわちゃんです。
アメリカ・ジョージア州アトランタに拠点を置く、カスタムIEMメーカー「Empire Ears」から新しいイヤホンが登場いたしました。
今回の記事では登場したばかりの新機種を早速、お借りして簡単にレビューいたします。

UM1


Empire Earsといえば筐体内に沢山のドライバーを詰め込むマルチドライバーイヤホンが得意!というイメージが強いメーカーですよね。今回登場する2機種もハイブリッドドライバーの製品です。

その中でも新しいフラグシップモデルとなる「ODIN」はダイナミックドライバー、BAドライバー、静電ドライバーの3種類を筐体内に組み込んだ7way11ドライバーという怒涛のスペックを誇ります。

歴代のハイエンドイヤホン「ZEUS」や「LegendX」に採用されたテクノロジーを更にブラッシュアップした物も搭載されているとの事なので非常に音質にも期待できますね。


Empire Earsといえば筐体内に沢山のドライバーを詰め込むマルチドライバーイヤホンが得意!というイメージが強いメーカーですよね。今回登場する2機種もハイブリッドドライバーの製品です。
その中でも新しいフラグシップモデルとなる「ODIN」はダイナミックドライバー、BAドライバー、静電ドライバーの3種類を筐体内に組み込んだ7way11ドライバーという怒涛のスペックを誇ります。
歴代のハイエンドイヤホン「ZEUS」や「LegendX」に採用されたテクノロジーを更にブラッシュアップした物も搭載されているとの事なので非常に音質にも期待できますね。

HeroとODINに搭載されている独自技術

【WEAPON IX+】


HeroとODINに搭載されるダイナミックドライバーはEmpire Earsが独自で開発した新世代ドライバー「WEAPON IX+」が搭載されています。
Legend Xに採用されたダイナミックドライバーより、更に大きな直径のコイルを採用した事で性能に磨きが加わりました。
密閉型ウーファーと同調するバスレフ型構造という特殊な形状のおかげで、まるでスタジオモニターのような迫力のあるサウンドが特徴です。

【synX Technology】


synXは、特定の帯域を高精度に指定が出来るクロスオーバー技術です。synXを搭載することで歪みを非常に低いレベルまで抑えられるとのこと。
ドライバーに対して他の帯域が混じっていない純粋な信号を入力出来るので、クロスオーバーが複雑になりがちなマルチドライバーイヤホンに対してかなり有効な技術ではないのでしょうか。
いわゆる「多ドラ」のイヤホンの数々を設計してきたEmpire Earsならではの技術ですね。

【A.R.C.Technology】


A.R.C.(Anti-Resonance Compound)はIEM内の不要な振動や歪みの軽減を抑える独自のコーティング技術です。
塗布された各部品の質量を増加させ、不要な共振を減衰させるダンパー
のような役割を行うようですね。
ドライバー同士の共振などを徹底的に抑え込む事で、音のクリアさを大幅に向上。さらに、ベースはより深く再生されるとのことです。

ODIN




■ ドライバー構成
1 Sub-bass, 1bass
2 Low-mid
2 Mid
1 Mid-High
2 High
2 Ultra-High
108㏈ SPL@1kHz
周波数特性:5Hz-100kHz
インピーダンス:3 Ohms@1kHz
7way11ドライバー搭載

■ 特徴

2x 次世代 9mm WEAPON IX+(W9+) サブウーファー


5x バランスドアーマチュアドライバ(proprietary balanced armature driver)


4x プレミアム静電ドライバー(premium electrostatic drivers)



■ 2.5 mm4極プラグ採用

7-WAY synX クローズオーバーネットワーク(7-way synX Crossover network)



2017年からODINの開発を進め、私たちはワールドクラスのIEMを作り出すことに情熱を傾け続けました。
Empireが誇りに思える、並ぶ者のないパフォーマンスを提供できるIEMの開発を目指します。
それは夢から始まり、ついに想像の境界を越え、最高の製品を開発するきっかけとなりました。
Empireは妥協を許さず、困難に挑み続け、最高のデザインと技術を組み合わせODINを開発しました。
ODINのデザインは一級品で、また、素晴らしいリスニング体験を提供します。


開封してみた

Odin(通常版)を実際に開封してみました。


外箱


美しいフェイスプレートが目を引きますね。
フェースプレートはODIN専用のBifrostフェイスプレートを採用しています。素材は9つのポリマー層から成り、各3つずつ独自のラミネート技術により制作されています。



このフェイスプレート素材もハンドメイドで作られているらしいですよ!見る角度によって色が変わりめちゃめちゃ綺麗です。



高域部分にプレミアム静電ドライバーをなんと4つも搭載した、とんでもないスペックが特徴のODIN。
静電ドライバーの良さを最大限に活かすためにEmpire EarsはEIVECテクノロジーというものを搭載しました。同社製のイヤホン「VALKYRIE」にも採用されているこの技術は、静電ドライバーを完全に制御し、一体感のある音質を実現しているとの事です。


【付属ケーブルSTORMBREAKER】



Empire Earsは最高のIEMを開発するに当たって最高のケーブルも開発いたしました。
ハンドクラフトケーブルメーカーPWAudioと日本のPENTACONNの協力を仰ぎUSA製の OCC Copper Litzで構成されたウルトラプレミアムケーブルです。
導体をブラックカーボンで包む2重シールド構造にデザインすることで外部のノイズから信号をシャットアウトしているとのことです。
柔らかく取り回しの良いケーブルと感じました。丁寧な布巻き仕様のおかげでタッチノイズも少なく快適にお使い頂けると思います。




ODINも2pinコネクタを採用。リケーブルに対応しています。



ODIN通常版パッケージの付属品の内容はHeroと同一でした。


音質

【ODINは圧倒的なサウンドステージとイヤホン随一の低域】


ODINを試聴してみました。
ODINはとても開放的なサウンドで、音の広がり方に全く壁を感じない圧倒的なサウンドステージが特徴です。イヤホンの中ではトップクラスの広さだと思います。

特に横方向の広がりがとても広く、伸び伸びとした広がります。
広大なステージの中にボーカルや楽器が点で存在するピンポイントな音像を実現しているのもODINの強みと言えると感じました。にもかかわらず音の繋がりは上手にまとまっていて驚くほど自然。11基ものドライバーが搭載されているにも関わらず音質には一体感があり、まるで一つのドライバーで再生されているような感覚です。

中音域はHeroと比較するとさらに一歩近づいたような距離感で、少しだけ前でてきたような印象です。
澄み渡ったボーカル表現で、非常に小さいニュアンスも潰れることなく細やかに表現してくれるような音質が楽しめました。細かいディテールにもかかわらず、自然で聴き心地よくまとめているのもポイントですね。他の帯域とのセパレーションはシャープ過ぎず自然につながって聴こえます。



低域は非常に力強く下からモリモリと盛り上がるような音質を楽しめました。
かなり低い帯域の部分を少し強調している印象。
びっくりするほどディテールが豊かで、例えばウッドベースの鳴り方一つにしても、弦の震え、胴鳴り、空間への響きなど細かい情報をしっかりと拾い上げてくれるような素晴らしい音質です。
低域の量感は豊かですが横にブーミーに膨らむことはなく、細かい表現と空気感が上手に合わさった音質で非常に品質の高いものに仕上がっています。
ODINの最も注目すべきポイントはこの低域にあるのではと思いました。イヤホンの中でも屈指の性能を誇る品質です。
Legend Xと比較すると低域はそこまで太くなくディテール重視なのかなと感じます。(他のイヤホンと比べるとEmpire Earsらしくパワフルですが)

ODINの高域は透明感が高く非常に高い音域まで伸びます。目の細かい粒子がいくつも折り重なるような繊細な音質で空気感の表現が非常に上手だと感じました。
気に入ったポイントが、エッジが丸く滑らかな音質という点です。高音域の刺激の少なさで言えばHeroより、さらにマイルドでかなり刺激の抑えられた音質といえるでしょう。派手な音源を再生しても痛くならず長時間リスニングもストレスフリーでお楽しみ頂けると思います。

どんなジャンルの音源でも相性はいいと思いまが、一度試して欲しいのは広いホールで録音されたクラシックやジャズボーカルの音源です。アコースティック楽器はODINの圧倒的な性能を引き出すには最適ですよ!



HeroとODINどちらもプレミアムな価格に見合った非常に完成度の高い製品に仕上がっていると思います。
ぜひぜひ、一度お試しください!!
以上、最後まで読んでいただいてありがとうございます。イヤホン・ヘッドホンの専門店e☆イヤホンのかわちゃんがお送りいたしました。
5.0
Rated 5.0 out of 5 stars
11件のレビューに基づく
合計5つ星のレビュー: 11 合計4つ星のレビュー: 0 合計3つ星のレビュー: 0 合計2つ星のレビュー: 0 合計1つ星のレビュー: 0
11レビュー
  • ゆー
    この商品をお勧めします
    Rated 5 out of 5 stars
    4ヶ月前
    どんなジャンルにも対応可能

    このイヤホンは、クラシックからロック、ヒップホップまで、どんな音楽にも対応できる万能イヤホンです。どのジャンルの音楽でもその特性を引き出し、曲の魅力を最大限に引き出してくれます。

  • おでもんも〜ん
    この商品をお勧めします
    Rated 5 out of 5 stars
    11ヶ月前
    ホントに素晴らしいイヤホン!

    迫力とタイトさのある低音、細やかな高音、そして生々しさのあるボーカル、違和感無く空間を表現する点もホント素晴らしいの一言です。

    ユニバとカスタムが選べる点も嬉しい限りですね。

    いつか欲しい逸品です!

  • マッサマン
    この商品をお勧めします
    Rated 5 out of 5 stars
    11ヶ月前
    めっちゃ仕事できてる

    ド派手な外見とは裏腹にめっちゃ仕事できるマン

    濃密な音を出しながら聴きやすい

    しかもジャンルを選ばないなんてなかなかありません

    見た目に自信が溢れている

  • フック船長
    この商品をお勧めします
    Rated 5 out of 5 stars
    11ヶ月前
    リスニング機のカスタムの最高峰

    ここまで見た目は刺激的なのに、音質はシルキーで聴きやすいイヤホンはなかなかないと思う。

    音質に関しては有名なイヤホンなので割愛。

    気軽に最高の音質で楽しめる名機だと思う。

  • E
    EOS
    この商品をお勧めします
    Rated 5 out of 5 stars
    11ヶ月前
    癖が無いバランス型

    高級機は何かと特徴があり癖があると思ってますが

    ODINは癖が無くて低音から高音までバランス良く音場も広く解像度も高いので数年経っても色褪せない美音系の素晴らしいイヤホンだと思います


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