高音の質:40
中音の質:45
低音の質:40
細やかさ:40
迫力:40
音場:35
遮音性:40
音漏耐性:40
同価格帯の有線との比較相手になり得ます。BTR5のように強力なアンプを介さないTWSでよくぞここまでと思いました。
DDとBAのハイブリッドを念入りにチューニングしたのが伝わります。
傾向としてはウォームニュートラルに感じました。
歯擦音の刺さりは無いし、高音域の響きもBA音としては同価格帯有線と大差なく十分だと思います。
ボーカルの細かなニュアンスもよく出ていると思います。(同価格帯のボーカルイヤホンとしてはSeeaudio-ANOUというなんか凄いのが出ましたが。)
TWSでこうチューニングが出来るとは・・
ただし、、、
・イヤホンに音を送り出す親機(スマホ)側をそれなりに設定する。(androidのDOLBY ATMOSをON、音量90%以上が必要だと思います。)
・視聴の場合は最低30時間はエージングされたもので聴く。
・イヤーチップを可能な限り耳の奥に差し、イヤホンがしっかり固定されるように装着する。
などの手間は必要でした。
特にイヤーチップ。
素の21jと違いノズルが円形なのでイヤーチップの交換が試せると思いきや、耳への挿し込みが浅くなるとイヤホンが安定せず鼓膜に真っ直ぐ音が届かなくなり、耳の中での音響がズレます。(籠った音に聴こえると思います。)
結局付属のイヤーチップが一番となる可能性があります。
現在(4/2時点)では受注再開未定とのことですが、次を待つほどのものかどうか?
音質的にはJVC HA-FX100Tが比較して妥協出来るレベルにあると思うので、悩ましいところだと思います。
タッチセンサー、充電ケースの扱い易さでFX-100Tのほうがストレスが少ないので、平日の普段使いではFX-100Tに手が伸びます。
でも、有線(BTR5接続含む)を身にまとうことなく軽やかに動きたいこれからの季節、BD21J-pnkの音が欲しくなる日があるのは間違いないと思います。