N6ii DAP/T01

Cayin N6IIは最初出たころのA01の音が気に入らなかったので検討していなかったのですが、T01が出て「ん、なかなかいいかも」と思うようになって最近購入しました。1つ前にメインで使っていたのがHiby R6PRO ALだったのですが、価格の割には非常に音質もよく満足していました。が、低域解像度に限界を感じ、Cayin N6II/T01を購入。

低域解像度の重要性を教えてくれたDAPとなりました。

搭載されているDACはLR独立でバーブラウンPCM1792Aを搭載しています。少々古いDACですから、PCM24bit/192Khz迄だったりしますが、音は未だ通用するDACです。

N6IIのマザーボードとしては、個人的には音と機能（3.5mmシングルエンドと4.4ｍｍバランス端子搭載の両方を搭載するマザーはA01とT01とR01しかない。他のA02はLINE出力のみ・E01はシングルエンドのみ・E02はバランス端子のみ）のバランスが最もいいマザーボードだと思います。

※R01は限定生産マザーボードであり、さらに中級機クラスのDAPが買えるほど高価という問題がありますから、T01のバランスの良さが有難いです。

一度是非聴いてみてください。

A01との比較です、あくまで個人的な感想です。

A01のウォーム感を薄めてクール感を高めたDAPといった感じの印象。

自分が元々ウォームよりクール派なのでベストマッチでした。

UIもAndroidベースで使いやすく、画面の発色も良い。

サブスクとの相性も○

バランス4.4mmも付いているし機能面では隙が無いDAPです。

ただ他のレビューにもありますが発熱が結構酷くバッテリー持ちもイマイチでした…

その点は他のマザーボードに劣るポイントです。