いろんなイヤピを使用しているが、音質という一点で間違いなく飛び抜けた存在だと感じる。とにかく抜け良く晴れやかな音に変化する。多分音の損失が他に比べて極端に低いのだろうと思う。

装着感もサイズが合えば粘着性も相まってかなり良い方だと思うが、金属コアのせいで若干圧迫感を感じやすいのが欠点。普段よりワンサイズ小さいものから始めた方が良いかもしれない。

イヤホンへの装着の相性だが、金属コアがあるにも関わらず結構柔軟。ステムが楕円形のmadoo製イヤホンでも問題なく装着できた。大抵の有線イヤホンなら問題なく装着できるのではないだろうか。ただ高さがあるため、無線機は充電できなくなる可能性が高いのは仕方ないところ。

総じて買って損はないと思うが、やはり値段がネックなのは間違いない。もう少し手を伸ばし安い価格であればさらに人気になるのではとは思う。

普通のシリコンイヤーピースと違い軸が変形しないため、最もロスなくイヤホンの持つポテンシャルを最大限に発揮してくれる。そういう意味では究極のイヤーピース。

全帯域に渡って音の輪郭がクッキリして、細かい音までダイレクトに届くようになる。

ただやはり相性問題はあって、元々刺さるような高音域を持っていたり音に粗さがあったりすると、それが一切マスクされないので必要以上に目立ってしまう。

周波数が高い音ほど直進性が強いので、そのあたりの変化幅も大きくなる。

また、金属ステムによって軸が長く硬いので装着感も良くない。

しかし、それら欠点を補って余りある性能を持った、最高級の価格に見合う最高のイヤーピースだと思う。

個人的には、acoustuneのAET07やSymbioのPeelなど、軸が硬めのイヤーピースと相性が良いイヤホンであればCOREIRとも合いやすいように感じる。

MS・Sセットを購入。

左右で耳の穴のサイズが違う人間にとってはありがたいサイズ展開です。

（他メーカーだとMS～S、S～SSを使用。）

（フォームタイプのイヤーピースを検討するも、耐久性が低い物のサイズ違いを

揃えるコストを懸念して諦めた経験あり。）

普段大したものを聴いていない自分でもわかる位、イヤホンの音が

明瞭に綺麗になります。

BRASSまでのシリーズとは違って、低音の迫力も確保されているのが

購入の決め手になりました。

変色も起こりにくいとのことなので期待しています。

ただ、音質の決め手になる金属コアが耳穴及びイヤホンに干渉するので、

ハマらないと満足感は下がるかと思います。

（S～SSサイズのイヤーピースを使用している側はSサイズでも

『当たっている』感が強くなります。）

（ノズルが長いIEM型のイヤホンだとノズルのかなり上の方で止まって

しまい、折角のIEMが耳から浮いてしまいました。）