iEMatch 2.5

＜特徴まとめ＞

・そもそも本製品は何かというと、音量を上げさせることで相対的にノイズフロアを減少させ解像度やダイナミックレンジを向上させたり、プレイヤーやアンプの動作点を最適化するもの　スマホだと音量を確保できない可能性があるので、できれば購入前に確認したい

・減衰率としてHighとUltraの2つが選択可　出力によって使い分けよう

・アッテネータにありがちな音バランスの崩れはほとんどなかった　これはとても素晴らしいと思う

・高感度イヤホンであれば、高価なシステムでも一聴して改善が分かるほど大きな効果がある（自身はCAのSOLARIS (115dB/mW) で確認　プレイヤーはcolorfly U8）　低感度イヤホンだと上記効果はほぼ得られないどころか悪化した（自身はAstrotec Phoenix (85dB/mW) で確認）

・基本的には音の応答性を損なう(解像度・クリアネス減)ものであり、動作点の最適化を目的に利用する方は留意したほうがいいかもしれない　高感度イヤホンの場合はノイズフロア減少による効能の方が大きいがゆえにプラスに転じているのかも

・高額　下手するとイヤホンより高い　そういう意味では高価なシステムほどコスパは高い

＜総評＞

アッテネータとしての性格は残っているものの、音バランスをほとんど崩さない非常に優秀なアッテネータ　他の方が述べてくれている通り眉唾物ではなく、むしろ音が良くも悪くもなる理屈がはっきりとした製品　高感度イヤホンを愛用している方にとっては、自身のオーディオ環境をワンランクあげてくれるアクセサリになってくれると思う

私の使用する機器はFiio X3mark ⅲとTFZ Secret Gardenです。

感度の良いイヤホンなので困っていたホワイトノイズが見事に消え去りました。

抵抗がHighとUltraの二種類から選べますが私の機器ですとHighで十分効果があります。

どのジャンルの曲でも満足出来たのですが、特にピアノの曲には素晴らしく効果が出てくれました。

一万円近くするものなので少し抵抗がありましたが買ってみて本当に良かったです！

大満足する事ができました。