高音の質:40
中音の質:40
低音の質:50
細やかさ:40
迫力:45
音場:45
遮音性:30
音漏耐性:30
購入してから3ヶ月ほどたったのでレビューを書いてみます。
音の傾向などに関しては他の方がとても丁寧にレビューされているので、利用して感じたことを主として本製品をレビューします。
この製品は「おしゃれ」で「高級感」があるというのが最大の強みであると思っています。私はそれに惹かれて購入に至りました。
ヘッドホンなのに音について触れませんでしたが、10万円もするのでもちろん音は良いです。ですが、音質を一旦置いておいて、見た目だけで選ぶのであれば他の追随を許さないほど美麗なデザインをしているのがB&WのBluetoothヘッドホンの魅力ではないでしょうか。見た目重視で金額はどうでもいい方には非常におすすめです。
見た目について、私はタンカラーを購入し3ヶ月使用していますが金属部分の傷は一切ついていません。ですがレザーの部分が多少擦り切れるような傷がついてしまっています。金額のこともありますが、せっかくおしゃれな製品なので傷がつくと相当萎えます。レザー部分もしっかり傷がついてしまうので、金属部分と同様に気をつけて使用されるのが良いでしょう。
以下は音質について書いていきます。
箱出し直後から現在までの間で音は確実に変化しました。
箱出し直後はかなりメリハリがあり低域の主張がこれでもかと感じましたが、現在ではまとまりがつき、さまざまなジャンルの音楽を聴くことができるようになりました。
箱出し直後は音がこもって聴こえるようなイメージがあり、楽器以外の表現や中高音域での一定の音が変な音に聞こえることがありました。
この対処法として、エイジングをさせることが非常に重要であることは皆様周知であるでしょうが、このpx8はファームウェアアップデートでかなり音質が改善されます。私の場合、箱出し直後の音に違和感を感じファームウェアアップデートをしたところ、初日のうちに音質がかなり改善されました。もし購入される場合、真っ先にファームウェアアップデートをすることをおすすめします。
ノイズキャンセリングについて、強いものを望まれる場合は某アメリカ産の〇〇ultraを購入すれば間違いありませんが、px8も必要十分で非常に強力であると感じます。外出中に使用していても風の音がノイズキャンセリングに影響を及ぼしているようなことはあまり感じませんし、音質の変化も非常に少ないので快適に使用できると思います。ただ一点、電車に乗っている時にトンネルを通過するときにノイズキャンセリング機能が圧力の変化によるものか何かで左右からバフバフいいます。これは実用上は問題ないので気にしなくても大丈夫です。
px8をもし家電量販店やeイヤホン店舗で試聴する場合、試聴時はB&Wのアプリを入れてから試聴したほうがいいでしょう。理由は先ほど述べたファームウェアの件と、イコライザーが動かされている場合があるためです。稀にイタズラなのかイコライザーがバグのような調整がされている場合があるので、お手持ちのスマホやdapにアプリは必ず入れておきましょう。
視聴時、誠に勝手ながらpx8で一度聴いてほしい音楽があります。ぜひMOROHAの「革命」を聴いてみてください。表現力を非常に感じられるため、px8の凄さを一曲で感じられると思います。
また私はiPhoneとウォークマンのWM1AM2でpx8を使用していますが、コーデックの違いやDSEE…