９か月ほど前に Ares S+Cadmus/8wire Christmas Edition(2pin to 4.4mm)

を購入したときには Con X システムについてよくわかっておらず、これまではくみたてLab さんの Pentaconn Ear Jack Adapter を使用していました。

ケーブルについて知っていく中で、Con Xシステムのことを知り、イヤホンメイン機交代のついでに購入してみました。

くみたてLabさんのアダプターでも音質の変化はないと感じていましたが、いやいや・・・数か月前の私は駄耳にもほどがありました。全く違いました。

そもそものパワーがアップし、当然のように情報量も増え、まるで数万円違う全く新しいイヤホンを聴いた時のよう感覚。

ま、変わらないだろうと高をくくっていた自分にグーパンチしたいくらいに、EFFECT AUDIOさんに謝りたいです。

Con X 対応のケーブルをお持ちで、別のアダプターを使用している方がいらっしゃったら、悪いことは言いません（いないとは思いますが）。早くこちらを買いましょう。

私が所有しているイヤホンはMMCXコネクタのものが多く、ConXに対応したケーブルを試聴するために、本製品を店員さんにお願いして借用しました。

多くはないものの、MMCXコネクタにはイヤホンに装着する際に「カチッ」という音がせずに「ヌルっ」と入るものがありますが、本製品は「カチッ」とはまったので安心感がありました。

ConXでも2pinでは故障・修理が時々あるという話を店員さんから伺いましたが、MMCXコネクタに関しては様々なケーブルを試聴した数十分間の使用ではありますが、そのような懸念はあまりないのではないかと思います。

それでも、留意点を挙げておきます。

1点目は、イヤホンによってはfinalさんの「MMCXアシスト」を使用して外す事が出来ませんでした。

私が使用しているイヤホンの問題の可能性もありますが、イヤホン側の端子とコネクタにあまり隙間がなく、MMCXアシストが入っていきませんでした。

そのため、以前ノベルティとしてFIIOさんから頂いた、MMCXコネクタを外す道具を使用しました。

2点目は、試聴が終わって耳から外してコネクタを外そうとした時に気付いたのですが、ほとんど動かずに聴いていてもConXのメス側とオス側のMMCX部分が、少しだけ回転して緩くなっていたという事がありました。

装着時にはしっかりと締めて「カチッ」とはまったため、装着方法に問題はなかったのではないかと考えています。

今後、改良される事があれば、メス側に凹み、オス側に極小さな凹みや突起のようなものを設けて、動かないようにして欲しいなと思いました。

MMCXコネクタ以外では起こらないと思われることなので仕方ない面はありますし、その部分が原因でオス側の内部に傷が付く可能性がない訳ではありませんが、コネクタの装着時に回転させる構造を利用して、音楽を聴いている際にコネクタ部分が回る事を防止する工夫が欲しいなというのが正直なところです。

ConXコネクタには2pinやMMCX以外にも、A2DCやEarコネクタ(Peantacon)に対応しているため、気に入ったケーブルを色々なイヤホンで使用したい場合には、とても便利な機構です。

改良が必要だと思うところはありますが、これまでは同じケーブルが複数本必要になっていたところが、1本で済むというのはお財布と管理の両面で優しいと思います。

是非お試し下さい。