イヤホン・ヘッドホン専門店【e☆イヤホン】

スタッフレビュー

e☆イヤホン・ラボ

Obsidian GeN2 (イヤーループ仕様)

MMCX 4.4mm 5極ストレート

分離感のある濃密な音

Obsidianのプラグパーツ変更モデル「Obsidian Gen2」を紹介します。 Obsidian（MMCXSeP-4.4mm）とObsidian Gen2（MMCX-4.4mm）の比較も行いました。 Obsidian Gen2の特徴コネクタは7種類あり、qdc旧UE（2PinPro）やPentaconn earにも対応耳かけ部分には針金が無く、ソフトなかけ心地左右の識別はスリットで行うタッチノイズが起こりにくい Obsidian Gen2の音質やや音の重心が低域寄りに感じました。輪郭のある程よい低音で、ベースラインが追いやすく、バンドサウンドを楽しく聴けました。 Obsidianとの主な変更点プラグのメッキ Obsidian：特殊合金のeLTAメッキ Obsidian Gen2：膜厚金メッキベースの3GNメッキプラグのデザイン Obsidian Gen2のプラグは、Obsidianと比べて一回り太くなり、軽量化されました。また、黒く艶やかなデザインが特徴で、指紋が目立ちにくいのもポイントです。挿抜しやすく、シックなデザインにより、より汎用性が高まったと感じます。音質の違い音の密度や、やや低域寄りの重心はどちらも共通しています。同じ音量で差し替えを行っても、音量の変化はありませんでした。大きな違いとして、Obsidian Gen2では全体的な音の解像度が向上しており、特にベースラインやボーカルがよりクリアに感じられました。音の密度が変わらないため、物足りなさを感じることはありません。【試聴環境】イヤホン：HS1551 CU iPhoneをBluetoothでOriolus 1795と接続し、4.4mmバランス接続【試聴楽曲】 [Alexandros]：「Run Away」「無心拍数」「todayyyy」

こみはる

@e☆イヤホン秋葉原店

Cleer

ARC3 Sport Pro

上級スポーツモデルにふさわしい使い心地

『ポイント』・使い勝手の良い心拍数・酸素濃度計測機能・臨場感あるDolby Atmos 『外観』全体的に落ち着いたテイストですが、ゴールドのアクセントが高級感を演出しています。『機能性・装着感』フィット感はしつこ過ぎず、自然に馴染みます。大幅な前傾姿勢でもずれ落ちることなく、ランニング中につまづいても安心です。アプリでは心拍数や血中酸素濃度をリアルタイムで計測してくれ、計測時のレスポンスも良好です。運動中の使い勝手も非常に優れています。『音質』中・高音域が際立っていますが、低音もアタック感があり非常に聞きやすいです。Dolby Atmosを使用すると、頭の位置に応じて音の出力方向が変わり、全方向から音が鳴るので映画館のような臨場感を体感できます。『まとめ』運動時に使用するハイエンドイヤホンを探しているが、音質も妥協したくないという方におすすめの一台です。e☆イヤホン各実店舗で、ぜひお試しください！『視聴環境』「Pixel 7a」→「Clear ARC3 Sport Pro」『試聴楽曲』・シェリル・クロウ「Tomorrow Never Dies」・マドンナ「Die Another Day」・クリス・コーネル「You Know My Name」・アリシア・キーズ＆ジャック・ホワイト「Another Way to Die」

シノ

@e☆イヤホン仙台駅前店

Oriolus

OA-JC5

見た目も音もクリアなヘッドホンアンプ

見た目の第一印象としてはシンプル。そして潔い側面が開放された基盤丸見えの設計。個人的な感覚にはなりますが、こういった基盤がむき出しの設計は浪漫を見出しつつも、実際使っていくとなるとどうしても埃などが気になってしまうところではあります。とはいえ、こういった電子機器を使う中で必要なメンテナンスをしていれば問題はないでしょうし、アクセスがしやすい分メンテナンスのしやすさにも繋がる一面かと思います。音質について一言で言うとクリア。Snail's Houseの楽曲「Pixel Galaxy」を試聴した際、この楽曲はコードのシンセは歯切れ良い感じの音のバッキング、メロディは余韻を含んだ柔らかめの音のシンセで構成されており、それが混在する楽曲なのですが、コードはしっかりとトランジェントの表現の正確性が伺え、メロディは音のリリースの部分として余韻をしっかりと豊かに表現してくれるので、柔らかい音と固い音、それぞれがしっかりと共存する音楽が再現されます。 OA-OJ5は真空管アンプに加えてトランジスタのアンプも搭載したハイブリッド構成のヘッドホンアンプになっています。この2つのアンプの良い部分がしっかりと楽曲に反映されていることが体感できた部分ではないかと思いました。また、真空管を搭載したアンプでよく挙がる不安点としてホワイトノイズの発生があるかと思いますが、今回の試聴環境ではある程度出力を上げてもホワイトノイズは全然聴こえませんでした。クリアな音質はあまりヘッドホンやDACに左右されない印象があるので、お手持ちの機器に追加する形で導入しやすいアンプだと思います。試聴環境ヘッドホン NEUMANN　NDH 30 DAC Oriolus OA-JC3 試聴楽曲 Pixel Galaxy/Snail's House ヘリガンナー/FINAL FANTASY VII REMAKE Original Soundtrack NO ONE LIVEA FOREVER/大和 Butterfly Effect/fox capture plan La voix du Sang/Unlucky Morpheus String Theocracy/Mili