毎年恒例、イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」で[2023年上半期]最も売れた製品をランキング形式でご紹介します!
これを見れば、あなたにピッタリなプレイヤーが見つかるはず!!
【イヤホン・ヘッドホン専門店】e☆イヤホン
e☆イヤホンは、日本初&日本最大級のイヤホン・ヘッドホン専門店です。全国に4店舗(秋葉原店、大阪日本橋本店、名古屋大須店、仙台駅前店)とWeb通販を展開しています。ポータブルオーディオ取り扱いアイテム数は25,000を超えます。お気に入りの1台がきっと見つかるはず!
2023年上半期 プレイヤー TOP5
SONY
NW-ZX707
フラッグシップモデル並みの高音質を持ち歩く
先ず、見た目から分かる大きな違いが、そのディスプレイの大きさ。
NW-ZX500シリーズは3.6インチディスプレイでしたが、NW-ZX707は大きくサイズアップし、5.0インチ。フラッグシップモデルのWM1シリーズと同等サイズです。
プレイヤー本体のサイズは全体的に大きくなりましたが、実機に触れていると重量は軽く感じられました。また、厚みは大きく変化していないので、ジーンズの前ポケットに入れても快適に持ち歩くことが出来ました。
サウンドに関しては、強い透明感と、臨場感、そして左右上下に広がりがある、まさに「ウォークマン」のサウンド。特にボーカルの存在感が独特で、それが力強い低音と調和して、専用機ならではの満足度の高い音楽体験を味わえます。
フラッグシップモデルで培われた技術が惜しみなくつぎ込まれていますね。WM1シリーズと比較するとスケールの大きさや、微細な音の再現性には少々差がありますが、それでも十分すぎるほどのサウンドクオリティです。
特に、私自身が感動したのは、動画コンテンツを見た時です。NW-ZX707をインターネット接続して、YoutubeからTK from 凛として時雨 『first death』のライブ映像を視聴しました。(空間の広がりが特に感じられた4.4mm接続がオススメです。)
映像の感動は音楽で真価を発揮しますが、はっきり自覚できるぐらい引き込まれました。音楽専用機でMV、PVを楽しむことが新しい趣味になりそうです。
もちろん、音を楽しむ事も素晴らしいのですが、そのクオリティを映像と一緒に味わうことが出来るなら、楽しみが何倍も膨らむでしょう。是非ご体験ください。
PR:はまちゃん
SONY
NW-A300シリーズ
コレ ”が” 良いと思える小型DAP
「SONY NW-A300」シリーズ(以下A300)は2019年11月に発売された「NW-A100」シリーズ(以下A100)の後継機種で、サイズ感はそのままに、より使いやすく高音質になった正統進化モデルです!
気になる音質は、A100と比較すると全体的な明瞭感の向上が印象的でした。特に高音域のキラキラとした音の表現が美しく感じます。音場に関しても、より広がりを感じるサウンドに変化しています。
上記の音質面以外では、「USB DAC機能の追加」「DSEE Ultimateの強化」「バッテリー強化」の3点が大きな変更点です。USB DAC機能に関しては、今までZXシリーズやWMシリーズといった上位機種にしか搭載されていなかった機能です。手に取りやすい価格でパソコンの音楽をSONY独自開発のフルデジタルアンプ「S-Master HX」で楽しめるということはとても魅力的に感じます。
また、バッテリーに関してはA100が最大26時間であるのに対し、A300は最大36時間と大幅に強化されております。再生可能時間が増えると重く大きくなってしまう印象ですが、A300はA100と比較しておよそ10gの増加に留まっており、手に持った感覚はほぼ変わりませんでした。
動作も軽快で「コレで良い」ではなく「コレが良い」と思えるオススメの商品です!
試聴環境
NW-A306→AAW ASH(カスタムIEM)
試聴楽曲
Blue Monday FM – Bee Moved
Ado – 新時代
WEB本店:わか
Astell&Kern
A&ultima SP3000 Copper
至福の響きをご体感あれ!
Astell&Kern究極のフラッグシップモデルA&ultima SP3000 から限定生産モデルの A&ultima SP3000 Copper のご紹介です!
皆さまが気になってる点としてはやはり先に発売されたベースモデルの”SP3000”との違いかと思います。まずは素材の違いとしてはベースモデルとなっている”SP3000”の特徴はステンレススチールが採用されています。サウンドはとにかく芳醇!なイメージで密度の濃さと重みが印象的です。1音1音を逃さずに明瞭高く聴きごたえたっぷりに楽しむことができます。
そして”SP3000 Copper”は名称どおりハウジングに銅を採用しております。サウンドとしては『響き』という部分に違った印象を受けました。ベースモデルの芳醇さと凛とした響きの良さは活かしつつ、広大なサウンドステージにむけて華やかに周りに広がって響いていくような感覚になりました。
どちらのモデルも共通して包容力たっぷりな空気感と生々しさが至福のひと時を味わえるDAPでございます。
明瞭高く、クッキリ伸びやかな聴き心地がお好みの方は通常モデルが、音の響きと余韻がより豊かに、滑らかなサウンドがお好みであれば”Copper ”がオススメです
至福の響きををぜひご体感ください。
試聴イヤホン: EMPIRE EARS valkyrie
試聴曲:エドシーラン/Celestial
星街すいせい/Stellar Stellar
大阪日本橋本店:みくぺ
Astell&Kern
A&ultima SP3000
空間を自在に操る魔術師
Astell&Kern(以下AK)、音楽プレイヤー(DAP)を語るうえで外すことは出来ないメーカーですが、
さらに今後DAPを語るうえで外すことができなくなるであろう機種、それがSP3000です。
このレビューでは、
1.音質
2.おすすめ機能
3.UI周り
この3つに焦点を当てて紹介していきます。
・音質
フラグシップを冠するにふさわしい解像度や空間表現等を持ち合わせていることは前提として、
解像度重視の粒立ちの良い音、というよりは空気感をとことん追求し、音に包まれるような、
イヤホン、ヘッドホンを着けていることを忘れるようなすっと抜ける自然な表現に重きを置いた音作りという印象を受けました。
この雰囲気はアンバランス下での試聴の際に顕著に見受けられ、バランスでの試聴の際はより細かい表現力に富んだ音へと変化します。
バランス接続の恩恵であるS/N比の向上で空間表現の正確さにより磨きがかかり、常套句ではありますが、本当にそこにアーティストやオーケストラがいるのではないかと思うほどです。
サブベースの振動に近いレベルの低域の表現、ティンパニーなどの打楽器が発する音の躍動感等生々しさがビリビリと伝わってくるくらい音を浴びることができます。
・クロスフィード機能による空間演出
こちら個人的一押しポイントです!
様々なジャンルの楽曲を試しに流してみましたが変な歪みや違和感は一切見られなかったです。
長時間の試聴の快適性の確保はもちろん、普通の音源にライブ感やホールで鳴っているような感じをプラスするようなちょっとした遊びも可能とし、
SP3000が得意とする空間表現を多分に活かした機能だと感じました。細かい設定も出来るので自室のスピーカー環境の再現といったことも出来てしまうのではないでしょうか。
就寝前、クロスフィード機能をONにした状態でウイスキー片手にアンビエントを聴く……その時間は間違いなく至高の時間となる事でしょう。
・UI周り
既存AK製品から少し画面変化がありました。
下にホームボタンやバックボタンが追加され他社のAndroidDAPのようによりスマートフォンの画面に近くなったといえばいいでしょうか。
UI周りで個人的にいいなと思ったのは、ボタンの1つにストリーミングサービスへのアクセスボタンがあることです。
以前までのAKのUIですとApple MusicやAmazon Musicなどのストリーミングサービスを開こうと思った時、メニュー→サービスと2段階の動作が必要でしたが、
ストリーミングサービスへのショートカットが新設されたことにより、ワンタッチでストリーミングサービスの場所へアクセスが可能となっています。
最近はストリーミングサービスは音楽を聴く上で欠かせない物の1つになりつつあるので、
頻繁に使うであろう機能へのショートカットというのは地味ではありますがかなり重要なことであり、長い年月使えば使うほどこのボタンのありがたさを感じるのではないかと思います。
・まとめ
Astell&Kernがすべてを持って作り上げた集大成ともいえるプレイヤー。
それぞれの視聴環境に寄り添ってくれる機能も充実しており、まさに一生を添い遂げる相棒として頼もしい機種となっているのではないでしょうか。
音とは何か。音楽とは何か。
その答えの1つがここにはある。
試聴環境
イヤホン DUNU EST112(3.5mm、4.4mm)
ヘッドホン NEUMANN NDH30(3.5mm)
主な試聴音源
光田康典 CHRONO CROSS ~時の傷痕~
fox capture plan Butterfly Effect
Snail’s House Pixel Galaxy
Sound Horizon 愛という名の咎
ベートヴェン 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55《英雄》: 第1楽章
Nhato Logos
秋葉原店:よしけい
FiiO
M15s
ポータブルと据え置きの「二刀流」
・音の表現やジャンルに苦手を感じないサウンド
・静寂の表現力と高い解像度
・迫力と繊細さの共存
上記の中に気になるものがあった方にオススメのDAP、それが「M15s」です!
外観は前モデル「M15」と同じように、上部のボリュームノブが特徴的なデザインです。背面のカッティングのような模様がより高級感を演出し、洗練された印象を受けます。手に取ると若干重みを感じますが、所有欲が満たされる良い具合の重厚感だと思います。
サイズはやや大きめですが、サイドの丸みで手にフィットしやすく、タイトなズボンや小さなポケットでなければ充分持ち運び可能なサイズだと思います。
特徴的なボリュームノブは、滑らかで緩すぎない回し心地で、カバンやポケットに入れている際にも勝手にボリュームが変わってしまうこともなさそうな印象です。また、ディスプレイは綺麗で、操作性はスムーズかつレスポンスが速く、ストレスを感じる要素が見当たりませんでした。
音質に関しては、まさに圧巻。重心が低く迫力のあるサウンドでありながら、丁寧かつ繊細に1つひとつの音を描き出しているため、迫力と情報量の両面から聴きごたえを感じられました。
パワフルでどっしりとした低音に過度な音圧はなく、特にベースやキックのアタック感が心地良く感じました。長時間のリスニングや激しい曲調の楽曲でも聴き疲れはしにくい印象です。
高域は芯のあるブレないサウンドで、曲の盛り上がりや女性ボーカルの高いキーが刺さらずに気持ち良く出ています。また、ボーカルは輪郭がハッキリしており解像度が高く、男性女性ともに声が聞きとりやすいと思いました。
豊富な機能と出力端子に加え、この音の表現力は据え置き機と比較しても遜色のないレベルだと思います。どの音楽も器用に表現する、高いポテンシャルを有したポータブル・据え置きの「二刀流DAP」。ぜひ一度お試しください!
【試聴楽曲】
HYDE / HONEY
Nirvana / Smells Like Teen Spirit
結束バンド / あのバンド
[Alexandros] / 閃光
WEB本店:しょうちゃん