テレワークやおうち時間が増えたことにより、長時間イヤホンを装着している場面が多くなってきています。
しかし、イヤホンをつけたままにしていると、耳がかゆくなったり、痛みが出てきたり、ひどい場合は「外耳炎」や「難聴」になることも。
そんな方におすすめなのが、「骨伝導イヤホン」。耳を塞がずに周りの音を聞いたり、会話をしながら音楽を楽しむことができるので、近年非常に人気の製品です。
こちらの記事では、骨伝導イヤホンとはどのようなイヤホンなのか?選び方やメリット・デメリットなど『イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン』が詳しく解説!
スポーツに特化したモデルや、BGM向けのモデル、音質に特化したモデル、巷でよく見かける人気モデルなど最新のおすすめ骨伝導イヤホンをご紹介します!!
【イヤホン・ヘッドホン専門店】e☆イヤホン
e☆イヤホンは、日本初&日本最大級のイヤホン・ヘッドホン専門店です。全国に4店舗(秋葉原店、大阪日本橋本店、名古屋大須店、仙台駅前店)とWeb通販を展開しています。ポータブルオーディオ取り扱いアイテム数は25,000を超えます。お気に入りの1台がきっと見つかるはず!
関連記事:骨伝導イヤホンのパイオニア【SHOKZ】(旧Aftershokz)特集|骨伝導イヤホンをご紹介
- 骨伝導とは?
- 骨伝導イヤホンの選び方
- おすすめの骨伝導ワイヤレスイヤホン
- おすすめの骨伝導ワイヤレスイヤホン
- “ながら聴き”の常識を変える軟骨伝導ヘッドホン|audio-technica「ATH-CC500BT」
- あなたの毎日に溶け込む”Playful” な骨伝導|AVIOT「Openpiece Playful」
- 骨伝導イヤホンの常識を覆すフォルムとサウンド|radius (ラディウス)「Beethoven」
- コミュニケーションに最適|Shokz (ショックス)「OpenComm2」
- 急速充電機能を搭載した”AEROPEX”の後継機|Shokz (ショックス)「OpenRun / OpenRun Mini」
- 1万円以下で購入できる大本命|Shokz (ショックス)「OpenMove」
- ながら聞きに最適。深みのある重低音を実現|Haylou(ハイロー)「PurFree BC01」
- おすすめの骨伝導有線イヤホン
- ~番外編~ 耳を塞がないイヤホン
- 最後に
骨伝導とは?
まず、骨伝導とは、どのようなことなのか?どのようなメリットやデメリットがあるのか?詳しく解説していきます。
骨伝導 – 骨に振動を伝え、脳に音を届ける
「骨伝導」とは、その名の通り”骨”を通して内耳に直接振動を送り、脳に音を届ける方式です。
通常のイヤホンで音を聴く場合は、音の振動を耳から鼓膜へと伝わり、それを音として脳が認識します。
しかし、骨伝導の場合は頭蓋骨に音の振動を直接伝えることによって、耳や鼓膜を介さずに音を伝えることができます。
装着方法として、骨伝導イヤホンをこめかみに当てて装着し、試聴するスタイルが一般的です。
周囲の音が聞こえやすい
骨伝導イヤホンは、こめかみ部分に装着するモデルが多いため、環境音などの周囲の音が聞こえやすいです。
スポーツや作業時など周囲の音が聞こえてほしい状況で、BGM感覚でラジオや音楽を聴きたいときにおすすめです。
音漏れが激しい
骨伝導イヤホンは、耳穴に入れていないという性質上から、音漏れしやすいというデメリットがあります。骨に直接振動させて音を伝えるとはいえ、周りには”シャカシャカ”とした音が漏れてしまいます。
図書館や静かなオフィス・電車内などでの使用は向かないため、使用時は音量を抑えるなどの注意が必要です。
骨伝導イヤホンの選び方
有線かワイヤレスか
骨伝導イヤホンには、イヤホンジャックに直接接続する「有線タイプ」と、Bluetooth規格で接続する「ワイヤレスタイプ」の2種類があります。
それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
有線タイプ
メリット
バッテリー切れが起こらない
デメリット
ケーブルがわずらわしい
断線するリスクがある
有線タイプは端末のイヤホンジャックに直接接続し、駆動させる方式です。バッテリーが必要なく、充電をする必要がない(アンプ搭載型は除く)ため、急なバッテリー切れによって音楽が聴けなくなってしまう心配がありません。
しかし、スマートフォンなどの端末に直接接続されているため、スマートフォンの操作がしにくかったり、ケーブルをどこかに引っ掛けてしまって音が出なくなったり、スポーツ時はケーブルが邪魔で動きにくいなど、さまざまなデメリットがあります。
ワイヤレスタイプ
メリット
ケーブルがなく快適
デメリット
バッテリー切れが起こる
音の遅延が発生する
ワイヤレスタイプはスマートフォンなどの端末と、Bluetooth規格により無線で接続するため、ケーブルのわずらわしさがありません。快適に音楽や音声を楽しみながら、スマートフォンも自由に使うことができます。
デメリットとしては、バッテリー駆動のため充電を忘れるとバッテリーが切れてしまい、音を聴けなくなってしまいます。定期的に充電をしましょう。
また、Bluetoothで接続する場合、動画の閲覧やゲームプレイ時に、音と映像に遅延が発生してしまいます。
ワイヤレスイヤホンの選び方やスペックは、コチラの記事で別途解説してますので、ぜひ参考にしてみてください。
▼ワイヤレスイヤホンの最新売上ランキングはこちら
つけ心地は安定するか
骨伝導イヤホンの装着の仕方は、こめかみ部分に挟み込むようにして使う機種が多く、頭のサイズによってフィット感が異なります。
また、普段メガネを使っている方は、骨伝導イヤホンが干渉してしまい、きちんとフィットしない可能性もあります。
お近くに試着できる環境があれば、できるだけ購入前につけ心地を一度試してみることをおすすめします。
『イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン』では、さまざまな骨伝導イヤホンの試聴機をご用意しており、すべて自由に試すことができるので、ぜひ一度装着感のチェックをしてみてください。
好みの音質かどうか
骨伝導イヤホンは、機種によって音質もさまざま。音声部分が聴き取りやすい機種もあれば、低音を感じやすい機種もあります。
しかし、音質についてはスペック上で表記されないため、商品説明を見ただけだと、どのような音かは分かりにくいかと思います。
記事の後半では、e☆イヤホンの店頭スタッフによる音質レビューも掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。
スポーツで使う場合は防水性能も重要
骨伝導イヤホンは周囲の音が聞こえやすく、こめかみ部分にがっちりホールドされるため、スポーツ用としても人気の高いイヤホンです。
しかし、防水機能が備わっていないイヤホンでスポーツをすると、汗が原因で壊れてしまう可能性もあります。
防水性能がIPX4以上であれば、汗や雨の日に使用しても壊れる心配が少なく、安心して使用できます。
e☆イヤホンのYouTubeチャンネルでは、防水性能も詳しく解説。ぜひ合わせてチェックしてみてください。
通話やテレワークで使う場合はマイク性能も重要
骨伝導イヤホンはマイクを備えた機種が多く、耳を塞がないため自分の声も聞き取りやすく、通話を快適に行えます。ハンズフリーで友達との電話や、テレワークにもおすすめです。
コチラの記事では各モデルのマイク性能のレビューも行っていますので、通話用に骨伝導イヤホンを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
▼ワイヤレスイヤホンの最新売上ランキングはこちら
おすすめの骨伝導ワイヤレスイヤホン
こちらでは、イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」がおすすめする骨伝導ワイヤレスイヤホンをご紹介します。
専門店ならではの視点で、様々なタイプの骨伝導~番外編までをタイプ別にご紹介!
おすすめの骨伝導ワイヤレスイヤホン
ご紹介する商品の一覧はこちら!
メーカー 商品名 | 商品画像 | Bluetooth | 再生時間 | ドライバー | コーデック | 防水/防滴 | 本体重量 | 商品ページ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
audio-technica ATH-CC500BT | 5.1 | 最大20時間 | PAT.P | SBC,AAC,aptX,aptX HD | IPX4 | 35g | こちら | |
AVIOT Openpiece Playful | 5.2 | 最大12時間 | BCドライバー×1 | SBC,AAC | IP67 | 表記なし | こちら | |
radius Beethoven | 5.3 | 最大5時間 (充電ケース使用時 最大17.5時間) | Φ14mm骨伝導 | SBC,AAC | IPX4 | 表記なし | こちら | |
Shokz OpenComm2 | 5.1 | 最大8時間 | メーカー情報なし | SBC | IP55 | 約35g | こちら | |
Shokz OpenRun | 5.1 | 最大8時間 | メーカー情報なし | SBC | IP67 | 26g | こちら | |
Shokz OpenMove | 5.0 | 最大6時間 | メーカー情報なし | SBC | IP55 | 29g | こちら | |
HAYLOU PurFree BC01 | 5.2 | 最大10時間 | メーカー情報なし | SBC,aptX | IP67 | 約28g | こちら |
“ながら聴き”の常識を変える軟骨伝導ヘッドホン|audio-technica「ATH-CC500BT」
まず装着感ですが非常に良好でした。耳の軟骨(耳珠)に優しく当てるだけで音が伝わるので圧迫感が少なく痛くなりにくいです。音質は中高音寄りの「クリアですっきりしたサウンド」が特徴です。耳をふさがないため低音は少なく感じましたが中高音に関しては聴き疲れしないきれいな音質です。また左右別々の経由で振動を送るため独特のステレオ感が楽しめちゃいます!さらに、マルチポイントに対応したことにより異なる2台のデバイスとの同時接続ができますので非常に便利です。軟骨から伝わる独特のステレオ感が癖になる軟骨伝導ヘッドホン!ぜひお試しください!
ATH-CC500BT 商品ページはこちらスタッフレビューはこちらお得に買えるかも!中古を探す
あなたの毎日に溶け込む”Playful” な骨伝導|AVIOT「Openpiece Playful」
AVIOT (アビオット)の「Openpiece Playful」は、カラフルでオシャレな色使いとタフな機能を搭載した骨伝導イヤホンです。「高音質モード」、「音漏れ抑制モード」という2つのモードがあり、高音質モードはパワフルさを、音漏れ抑制モードは外にシャカシャカ音漏れしやすい高音の帯域を良い塩梅にすっと抑えてくれるような印象でした。
本体が軽く、AVIOT独自のモダンフィットデザインは圧迫感なく耳周りにフィットするので、着け心地も良好。耳の裏側の出っ張り部分が適度なホールド感を提供してくれます。
最大12時間使用可能なタフなバッテリー、IP67の防水防塵性能、同時に2台接続可能なマルチポイント機能、音質調整、紛失防止機能などアプリでコントロールでき、この製品だけで八面六臂の活躍を見せてくれそうです。
テレワークなどのリモート会議だけでなく、スポーツ、通勤、旅行にとシーンを問わずに使える耳をふさがない骨伝導イヤホン、是非店頭でご体感ください。
Openpiece Playful 商品ページはこちらスタッフレビューはこちらお得に買えるかも!中古を探す
骨伝導イヤホンの常識を覆すフォルムとサウンド|radius (ラディウス)「Beethoven」
「Beethoven」は従来の骨伝導イヤホンの常識を覆し、骨伝導とは思えないほどの高音質再生と周囲の音を聞くことができる「ながら聴き」を両立する革新的な骨伝導イヤホンが誕生しました。
筐体から伸びるリングパーツが耳甲介にフィットし、日常生活に音楽が溶け込むような、自然なリスニングを楽しむことができます。
Beethoven 商品ページはこちらスタッフレビューはこちらお得に買えるかも!中古を探す
コミュニケーションに最適|Shokz (ショックス)「OpenComm2」
OpenComm2 商品ページはこちらレビューはこちらお得に買えるかも!中古を探す
急速充電機能を搭載した”AEROPEX”の後継機|Shokz (ショックス)「OpenRun / OpenRun Mini」
また、OpenRunと基本的なスペックは同じまま小型化されたOpenRun Miniも新たにラインナップされました。ユーザーの頭の大きさに合わせて選べる点もオススメポイントです!
OpenRun 商品ページはこちらスタッフレビューはこちらお得に買えるかも!中古を探す
OpenRun Mini 商品ページはこちらスタッフレビューはこちらお得に買えるかも!中古を探す
1万円以下で購入できる大本命|Shokz (ショックス)「OpenMove」
イヤープラグモードは耳栓で耳をふさぎつつ、骨伝導イヤホンの音を聞くことができるモードで、カナル型イヤホンのような運用が可能です。
OpenMove 商品ページはこちらレビューはこちらお得に買えるかも!中古を探す
▼動画はこちら
ながら聞きに最適。深みのある重低音を実現|Haylou(ハイロー)「PurFree BC01」
Qualcomm QCC3044フラッグシップチップ+Bluetooth 5.2の採用と最新指向性オーディオ技術を搭載。音漏れを最小限に抑えながら、こだわりの重低音を実現しました。
雨にも汗にも強いIP67レベルの防塵・防水性能。わずか10分の充電で2時間もの音楽再生が可能です。フル充電なら約10時間音楽再生可能。内部フレームすべてをチタンバンド素材にすることで、わずか28gの軽量設計を実現しました。
PurFree BC01 商品ページはこちらスタッフレビューはこちらお得に買えるかも!中古を探す
おすすめの骨伝導有線イヤホン
種類は少ないですが、有線タイプの骨伝導イヤホンもご紹介!
お買い求めになりやすい廉価版|FSC (エフ・エス・シー)「骨伝導ながらホン」
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~番外編~ 耳を塞がないイヤホン
⾳を着る、世界が変わる|Bose (ボーズ)「Ultra Open Earbuds」
C-bridge Design、形状記憶合金、圧倒的な安定感|HUAWEI (ファーウェイ)「FreeClip」
聴きながら、聞き逃さない。|SONY (ソニー)「LinkBuds Open【WF-L910】」
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耳の前にスピーカーが浮く、ソニーのスポーツギア|SONY (ソニー)「Float Run」
最後に
いかがでしたでしょうか?使用するシーンや、音の好みにあわせて選んでみてくださいね。
以上、おすすめの骨伝導イヤホンのご紹介でした。
「どれを選んだら良いのかわからない」「持っている機器と接続できるか不安」という方は、イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホンにお気軽にお問い合わせくださいませ。
e☆イヤホンの各実店舗では、完全ワイヤレスイヤホンを含め、さまざまなポータブルオーディオ製品を自由に試聴ができます。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。