毎年恒例、イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」で[2023年上半期]最も売れた製品をランキング形式でご紹介します!
これを見れば、あなたにピッタリな有線イヤホンが見つかるはず!!
2023年上半期 有線イヤホン TOP5
final
VR3000 for Gaming 【FI-VR3DPLMB】
イヤホンとは思えない、広大なサウンドステージ
ゲーミングイヤホンをインターネットで探している方であれば、1度は見たことがあるでしょう……あの超大人気イヤホンです!
音はタイトル通りさっぱりした清涼感のあるサウンドです。低域の量感は少なく、中高域に向けて広がっていくような心地のいい音だと感じました。見晴らしがよく、細かな音も聴き取りやすそうです。
定位感は非常にわかりやすく、ハイクラスのゲーミングヘッドセットに匹敵すると感じました。上下左右、どれくらいの距離かまでバッチリ把握できます。
装着感はイヤホン本体が軽量で、着けているのを忘れてしまうくらいです。形も耳に収まりやすく、上手くハマれば遮音性も高まりゲームに集中しやすくなります。
「マイク」の性能は、携帯本体のマイクや携帯に付属するイヤホンマイクとほぼ変わらないように感じましたが、イヤホンを耳にかけた際にマイクが口元に近くなるので、声はしっかり拾ってくれます。
ヘッドセットのような空気感をイヤホンでも味わいたい! そんな方にオススメです。店頭で試聴できますので、是非お越しくださいませ!
ゲーミングAKIBA:かやちゃん
SENNHEISER
IE 100 PRO
価格を超えて、他にない魅力のサウンド
IE 100 PROは、「IE 40 PRO」の後継機種だそうです。「IE 40 PRO」といえば、1万円前後のイヤホンとして圧倒的に音が良いのはもちろんのこと、FPSなどのゲーム界隈でも「必要な音を聞きやすい」と人気を博すなど、名機と呼んで何ら差支えないイヤホンになりました。その後継機種ですから、非常に期待が高まります。
試聴してみると、おおむねIE 40 PROのサウンドバランスを引き継いでおり、その中でも音の正確性はより高まったかな、という印象ですね。少し聴き込んでみてバランスの違いを感じたのは、IE 40 PROで感じた金物系の刺さり具合が抑えられたことです。好みが分かれるところだったので改善ポイントと言えそうでしょうか。
IE 40 PROと同じ特徴としては、非常に優れた解像感と定位感を誇っていて、「聴きたい音」に意識を傾ければそのパートが一歩前に進んできたかのような明瞭感を味わえることです。それでいて、ギターなどの楽器のグルーヴ感までもしっかり感じられるという、とても洗練されたサウンドです。ちなみに、この定位感の良さはFPSゲームでも威力を発揮するようですね。
また、特にスネアのようなボーカルに重なりやすい楽器などを中心に、緩く音が立ち上がるように音作りされている印象があります。モニターイヤホンだからでしょうか。ミドルのやや優しめな鳴りについては、人によっては平面的な鳴り方だと思われるかもしれません。
総評して、これより高い価格のイヤホンといろいろ聴き比べても、「やっぱり他には無い音質だなぁ」と思えるぐらいに、価格を超えてIE 100 PROでしか味わえないサウンドがそこにある、そんなイヤホンではないでしょうか。
e☆イヤホンスタッフ:のの
SHURE
SE846 (第2世代)
あの往年の名機に第2世代が登場!
プロユーズから普段使いまで、長年需要が高かった「SHURE SE846」。皆様に愛され続けた往年の名機。10年の時を経て、第2世代が登場しました!
4基のBAドライバー(高域用×1、中域×1、低域×2)、Shure独自のローパスフィルターはそのまま、今回は新色(ジェイドグリーン、グラファイトシルバー)を追加、さらに新開発の4本目のノズル(エクステンドノズル)を追加しています。
SE215もそうですが、このクリアなルックス、好きな方多いんじゃないでしょうか?個人的にはグリーンが刺さりました。
ケーブルにはリモコンマイクがついていているので、リモートワークも対応可能。これ結構嬉しいポイントですね。
エクステンドノズルはルームサイズか広く感じて、タイトでシュアーな音質を楽しめます。あくまで主観ですが、ライブ音源を聴いているような錯覚にとらわれそうで、個人的にはとても好みです。他のノズルとうまく使い分けて、いろんな音質が楽しめますね。
長く続くには理由がある!購入を検討している方は是非店頭で試聴して欲しい逸品です。
WEB本店:りょうにぃ
SENNHEISER (ゼンハイザー)
IE 900
妥協を許さないフラグシップ機
SENNHEISERのフラグシップ機、完璧な音を求め妥協を排したという一本。一聴してそのクオリティの高さに驚かされました。
質の良い低域は豊かでレスポンスが良くダイナミックに表現されています。それでいて中高域は緻密で繊細。曇りもなく見通しが良いです。また金属筐体特有の響きが心地よく体に沁みてきます。
解像度も高く分離感もあり一音一音が手にとるように理解できます。そしてそれを芳醇な低域がまとめあげていて、音のつながりを損なわずしっかりと感じられます。
純正のシリコンイヤーピースは薄く上手く装着しないと魅力的な低域が抜けてしまいます。押し込まず乗っける程度に装着するといい感じになります。IE 800 Sと違いサードパーティー製のイヤーピースを装着しやすいステムになったのでさらに魅力を引き出すこともできます。
全体的にニュートラルなバランスサウンドでありながら楽曲の持つ熱量や情感を上手く引き出してくれるフラグシップにふさわしい一本です。
ゲーミングAKIBA:かかりちょー
VISION EARS
PHÖNIX Limited Edition(Universal Fit)
全世界222本限定発売モデル
従来のPHÖNIXから低域のチューニングを刷新し、更なる理想を追い求めるため、現行モデルと異なる低域用BAドライバーを採用。これによってよりタイトに、より深みのある低域解像度を獲得しました。
まったく新しいフェイスプレートデザインを採用し、また、フェイスプレートとパッケージにはシリアル番号が刻印されます。刻まれた数字は全世界222本限定の証です。
タイトで深みのある低域、柔らかく自然な中域、豊かで非常に滑らかな高域のサウンドシグネチャー。パワフルでエレガントな比類のないリスニング体験ができます。
(※生産終了品)