ゲームをより楽しむために音の要素は欠かせません。音によって没入感が増したり、繊細な音を聞き分けれるようになればよりゲームを楽しむことができるでしょう。用途に合ったにヘッドホンを選ぶことで、より深くゲームの世界に没頭することができます。
ゲームプレイや、ASMRなど、音単体にこだわる方法もあれば、快適性を重視したり、またボイスチャットを用いたコミュニケーションをとりながらゲームをする場合はマイクの性能にこだわってもいいでしょう。
ゲーム別のおすすめヘッドホン(ヘッドセット)を、普段ゲームをプレイしている専門店スタッフに聞いてみました。人気の製品から専門店ならではの製品まで、様々なタイプをご紹介します!
是非最後までお付き合いください!
【イヤホン・ヘッドホン専門店】e☆イヤホン
e☆イヤホンは、日本初&日本最大級のイヤホン・ヘッドホン専門店です。全国に4店舗(秋葉原店、大阪日本橋本店、名古屋大須店、仙台駅前店)とWeb通販を展開しています。ポータブルオーディオ取り扱いアイテム数は25,000を超えます。お気に入りの1台がきっと見つかるはず!
ヘッドホン(ヘッドセット)の選び方
どんなゲームをプレイするかによって最適なヘッドホン(ヘッドセット)を選ぶ必要があります。
今回の特集では『音』と『装着感』をベースにオススメのヘッドホンをチョイスしました。
音で選ぶ
どのようなゲームをプレイするかによって、ヘッドホンを選ぶ必要があります。ゲーミングヘッドセットは臨場感を求められるので、全体的に低音感が強めの機種が多いです。
また、サラウンドに対応したヘッドセットならさらに没入感を高めることができます。
サラウンド…音響機器における「サラウンド」とは、「立体音響」のことです。サラウンドを実現する方法には様々なものがあります。いずれにおいても、前後左右様々な方向から音が聴こえてくるため、まるでその場にいるかのような臨場感を得ることができます。
装着感で選ぶ
ゲームへの没入感を高めるには、装着感がとても重要になってきます。どんなに音質やマイク性能が良くても、装着感が悪いとゲームに集中できずストレスになってしまいます。
ゲーミングヘッドセットは長時間使用に耐えうる装着感を想定しており、長時間のプレイにも対応できる快適性を備えています。ゲームプレイに限定してヘッドホンをお探しの場合はゲーミングヘッドセットから選び、自分にあった装着感のものを選びましょう。イヤーパッドはヘッドバンドクッションが柔らかい素材でできているものや、ヘッドホンの締め付け感を生み出す側圧が弱いものを選ぶとストレスなくゲームをプレイできます。
おすすめヘッドセット
SONY(ソニー)「INZONE H9」
指向性 | |
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解像度 | |
迫力 | |
装着感 | |
コスパ | |
デザイン |
WH-1000XM5似のゲーミング・立体音響ヘッドホン!これ最強かも!
待望のSONY製ゲーミングヘッドセットシリーズ「INZONE」、そのフラッグシップにあたるのがこの
H9です。SONYの代名詞ともいえるアクティブノイズキャンセリングを搭載し、その没入感は段違い。低遅延で安定したワイヤレス接続でストレスフリーにプレーに集中できます。独自の立体音響技術も用いられ、ゲームだけではなく映画にもオススメ
INZONE H9 スタッフレビュー
ケイティ
SONYのゲーミングブランド「INZONE」が始動しました。最初の製品として、3つのゲーミングヘッドセットが登場し、このH9はその中でもトップに位置する製品です。
H7・H9とH3の違いは大きく分けて二つ、ひとつはH3が有線のみのモデルなのに対し、H7・H9はワイヤレスのみのモデルです。
二つ目は音に大きな影響を与える振動板が違います。
また、H7とH9の差はノイズキャンセリング・外音取り込み有無です。
外観はPS5を彷彿とさせる近未来的な曲線のデザインが特徴的です。
また、ハウジングからヘッドバンドの接続部は同社の大人気ヘッドホン「WH-1000XM5」とそっくりです。
着け心地が良好で、しっかりと締め付けてくれつつ、イヤーパッドの絶妙な柔らかさと、形状のおかげかあまり圧迫感が強くありません。また、遮音性も非常に高く、ヘッドホンを装着しただけでエアコンの音くらいであればほぼ聞こえなくなりました。特に、H9は他の2種とイヤーパッドが別物で、「WH-1000XM5」と同じような素材が使われています。そのおかげか、ノイズキャンセリングを使用していなくても、他の2機種よりも遮音性が高いです。
(スタッフレビュー引用。続きはこちらをクリック)
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TAGO STUDIO TAKASAKI 「T3-03 (GAMING PKG)」
指向性 | |
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デザイン |
「より近く、より鮮烈に」T3-01のDNAを継承するモニターヘッドホン
TAGO STUDIO T3-03は、「T3-01」の究極のナチュラルサウンドをベースに、音を近くに配置する事で音の一つ一つの密度を上げ、より鮮烈に躍動感を感じられるサウンドに仕上げました。また、ミュージシャンの装着負担の軽減を考え、デザインと素材を見直す事で軽量化とスリム化を実現。更に、折り畳み構造(スイーベル)を追加する事で携帯性を向上しています。 (GAMING PKG) は、ホワイトカラーの「T3-03」にマイク付きケーブル「T3-PM01」を同梱したゲーミング専用パッケージです。(商品ページより引用)
T3-03 スタッフレビュー
音の特徴としては全体的にフラットで見晴らしのよい、明るいサウンドです。足音などの低域だけでなく、他の音も満遍なく聴きたい方にオススメです。 定位感は非常に良く、
上下左右どこから音が鳴っているかが分かりやすいため、敵の位置の把握はお茶の子さいさいです。
ボディは約260gと軽く、イヤーパッドはやや薄めですが、ソフトな装着感で快適にゲームをプレイすることが出来ます。
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T3-03(GAMING PKG) 商品ページはこちらお得に買えるかも!中古を探す
話題のゲームにばっちりなヘッドホンをご紹介!
全世界待望のRPGが登場
RPGの名を世界に知らしめた、ロールプレイングゲーム『ファイナルファンタジー7』が、グラフィック・システムをフルリメイクしてPS4で登場。
ジャンルもRPGからアクションRPGに変化し、全く新しいFF7を体験することができます。
圧倒的、音のこだわり
初代PlayStationからPlayStation4にハードが変化したことでBGMにも大きな変化が生まれました。
下記インタビュー動画ではサウンドチームによる強いこだわりが語られています。
プレイし始めて、めちゃくちゃ音にこだわってるな~とまず思いましたね。
全体的にダークでSF色が強い雰囲気ですが、戦闘BGMはロック調で激しめだったり、様々なシチュエーションのサウンドがちりばめてられていました。
空間表現が重要になってくると思うので、音場は広いに越したことはないと思います。BGMと環境音の調和が印象的でした。
個人的に低音域がある程度強調されている方がより臨場感を感じやすく、ゲームプレイに没入感を与えてくれるので、ヘッドホンもそういったチューニングの物を選びたい。
このゲームに合うおすすめヘッドホン・イヤホン
FF7の凄まじい臨場感を演出しているのは、勇壮かつ荘厳なBGMあってのものだと思います。ゲーミングヘッドセット随一であるKingston『Hyper X orbit』(マイク搭載)を使えば、優れた解像感と、平面磁界型の恩恵を受けたクリアで明瞭なサウンドがBGMの素晴らしさを最大限引き出してくれます。
そして最大の特長は3Dモード。広いフィールドの中で、BGMの他、人の会話や効果音・環境音をしっかりと調和させ、より立体的な音空間を演出してくれます。息を飲むほどのリスニング体験で、完全な没入感を実現し、プレイヤーは「ミッドガルの闘う者達」へと昇華するのです!!!
Kingston…世界最大の独立メモリメーカーであるKingston Technologyの高性能製品です。ヘッドセット、マウスパッドを含むたくさんの製品を打ち出し、その中でもHyperXは多くのゲーミングチームのスポンサーであり、プロフェッショナルなゲーマー達に深く愛されています。
僕はやはり『低音域の解像度が高い機種』というと、RPG等のストーリーがあるタイプのゲームは長時間がっつりプレイしたいので、『側圧が強くない、もしくはフィット性の高い機種』を選択します。側圧が強いヘッドホンだと単純な疲れより先に頭が痛くなっちゃいますからね・・・。
僕のおすすめは、MEZE 『99Neo』(マイク非搭載)と、『Razer Nari』(マイク搭載) です。どちらも僕のこだわりポイントを満たしてくれる機種というのと、Nariはワイヤレスタイプのヘッドセットなので、トイレに行ったりするのにもいちいち外さなくてすむので、本当に快適です。99Neoは全体の空間表現力も優秀なので、ゲーム用だけじゃなくて音楽を聴くためにも良いヘッドホンが欲しい!という方にオススメのヘッドホンです。
MEZE…2009年にルーマニアで誕生したオーディオブランド。音質とデザインに対してこだわり・情熱を注ぎ、多くのアワードを受賞しています。また、MEZEは、2015年9月に発表した美しい木製のイヤーカップを持つヘッドホン「99Classics」が多くの著名なメディアで取り上げられたことなどをきっかけに、一躍有名なブランドとなりました。
Razer…緑のロゴが有名なカリフォルニアに本拠を置くゲーミングデバイスメーカーです。ゲーミングマウスやキーボード、ゲーミングヘッドセットなどの周辺機器をはじめ、近年ではPCやスマートホンなどの製品も取り扱い、ゲーム好きなら誰でも知っている有名ブランドになっています。
サバイバルホラーの金字塔がフルリメイクで登場
絶望的な状況から、武器やアイテムを駆使し生還していくという”恐怖”をゲームで見事に再現し、「サバイバルホラー」という新しいゲームジャンルを開拓した名作シリーズです。
いかに恐怖を音で増幅させるか
『バイオハザードRE:3』には『バイオハザードRE:2』と同様にバイノーラル技術(人間の頭部の音響効果を再現した録音方法)が用いられ、それにより圧倒的な臨場感を体験することができます。
また、カプコンはキャラクターの方向を反映させる『リアルタイムバイノーラル』という独自の技術を開発し、音が後ろで鳴ったときなどにキャラクターの方向に合わせ、ちゃんと音が出ている方向が認識できます。『怖さ』に集中させるためのこだわりが存分に発揮されています。
同社のモンスターハンターワールドをプレイしているときにも感じましたが『ここにいる』っていう臨場感がすごくありました。リブートされたバイオハザードシリーズも同様で、なおかつ静寂の中の環境音も目立ち、かなりの臨場感を感じました。
『バイオハザードRE:2』では扉やドアのきしむ音、どこからともなく聴こえる唸り声がめちゃくちゃ怖かったので、正直あまりヘッドホン使いたくない・・・。
派手な音でびっくりさせるゲーム!というよりは静寂の中にある細かな音を重視しているゲームの印象ですね。
SteelSeries(スティールシリーズ)『Arctis 5』でプレイしましたが、臨場感はすごかったですね。
SteelSeries…スティールシリーズはキーボードやマウスパッドをはじめとする、ゲーミング周辺機器やアクセサリーの製造メーカーであるシカゴのゲーミングデバイス専用ブランドです。中でもArctisシリーズはPC / Mac / Xbox / PS4 / Nintendo Switch / VR、モバイルに対応し、すべてのモデルが共通のドライバー・マイクを搭載し、多種多様なゲーマーのニーズに対応できる製品を生み出しています。
今作には『バイオハザード RE:3』の他に非対称対戦のオンライン『RESISTANCE』が同梱されています。どっちも楽しみたい…というのでしたら、マイク搭載のヘッドセットから選ぶのがいいいと思います。そこでお勧めするのが、Razer 『Kraken』(マイク搭載)です。装着感・マイク性能・サウンドの面できわめて高いクオリティでまとまっており、コスパに優れたヘッドセットです。
バイオハザード RE:3には『RESISTANCE』という非対称対戦のオンラインも搭載されているので、友達とプレイする際などにはマイクが使えると便利です!また、マイクもしまえるので邪魔にはなりません。冷却ジェルが注入された、イヤーマフ(耳当て部分)は快適で、長時間でもストレスなくプレイできると思います。
迫力をさらに求めるなら、Razer 『Nari Ultimate』(マイク搭載)もおすすめです。周囲360度の音を感じとれるTHX Spatial Audio機能や、音と連携して本体が振動するTHX Sound機能で没入感が倍増。とにかく振動が楽しい!
雄大な自然に溶け込み、狩猟生活!
2009年における第1作目の発売以降、シリーズを通して社会現象的な大ヒットを起こしているアクションゲーム『モンスターハンター』。
2018年に発売された『モンスターハンター:ワールド』は、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』などを中心に2020年現在もゲーム内容のアップデートが精力的に行われています。
MONSTER HUNTER:WORLD “ICE BORNE”
発売日:(PS4)2019年9月6日 / (STEAM)2020年1月10日
公式サイト:http://www.capcom.co.jp/monsterhunter/world-iceborne/
世界観をリアルに表現してくれるサウンドが魅力
『モンスターハンター』シリーズはオーケストラを主体とした壮大な音楽が特徴のゲームです。
また、遠くの方から微かにモンスターの咆哮が響いたり、なかなか出会えないレアな生き物の鳴き声が突然聞こえたりと、サウンド面はゲームを大いに盛り上げてくれる要素となっています。
昔からだけど、モンハンは音響にすごいこだわってるよね。モンスター咆哮の迫力とかはすごいと思う。
しかも『モンスターハンター:ワールド』では、従来の人気モンスターのテーマ曲なども全て新しい音源として作り替えられているので、サウンド面でのファンサービスも充実しています。サウンド面を存分に楽しむためにも、良いヘッドホンを是非使ってみてほしいなと思います!
スタッフ別!このゲームに合うヘッドホン・イヤホンおすすめ
100時間以上プレイしていますが、音質はもちろんのこと装着感がかなり重要なゲームだと思います。ヘッドホンでおすすめなのが、SteelSeries『Arctis 3』です。
装着感がなによりもいいです!ヘッドセット本体も重くなく、気になりません。ヘッドバンドがスキー用のゴーグルと同じ素材で、頭頂部に負担がかかりづらくなっています。また、イヤーパッド部分には蒸れにくい素材が使われていることで長時間のプレイでも快適です。素材集めなどをしているときは一人でプレイすることが多いので、マイクが出し入れできるのも便利ですね。もちろんミュート機能も付いています。
音質に関しては定位感が良く、遠近の音の違いが分かりやすいです。また、SteelSeries Arctisシリーズは多くのモデルを展開しています。
・エントリーモデルの Arctis 1
・基本機能を全部搭載した Arctis 3
・USB ChatMixが付属し、より機能的なモデルの Arctis5
・機能てんこ盛りのハイエンド機種Arctis5
・ワイヤレス機能を搭載した Arctis pro、 Arctis 1Bluetooth、 Arctis 3 Bluetooth
※ 2020年4月現在
基本的な音質性能は同様で、上記のように機能や接続形式が異なっている展開方法なので、SteelSeriesの音が気に入った方は用途に応じて選んでもらえば良いでしょう。僕の場合はPS4や任天堂 switchでゲームをプレイすることが多いため、基本機能を全部搭載したのArctis3を選びました。
スタイリッシュなデザインはもちろんのこと、公式サイトで様々なアクセサリーを展開しているので、デザインにこだわりたい人にもおすすめですね。
【SteelSeriesショップ】Arctis限定アクセサリー
Arctisシリーズ一覧の商品一覧はこちら
僕自身も『モンスターハンター:ワールド』は発売以降からかなりプレイしています。このレビューを書いてる時点だとマスターランク800を超えたぐらいにはガッツリ遊んでます。臨場感を得られる音質も重要ですが、何よりも長時間プレイしても快適かどうかというところはこのゲームでイヤホン・ヘッドホンを選ぶ際のポイントですね。
僕はPS4にCREATIVEの『Sound Blaster G6』というヘッドホンアンプを接続したうえで、SENHHEISER『HD 660 S』という開放型ヘッドホンを使用しています。ボリュームを少し小さめにしても1つ1つの音がしっかり聞こえるほか、イヤーパッドもフカフカなので、長時間プレイしても疲れにくいのが特徴です。
ヘッドホンを付けてゲームをプレイしよう!
いかがでしたでしょうか?
今回は最近話題のゲームにオススメのヘッドホンをご紹介しました。ゲームの世界観により浸りたい方は、ぜひヘッドホンを付けてプレイしてみてください!まずはお気に入りの一台を見つけましょう。
イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホンでは、音楽だけでなく、ゲームを含めた音に関するご相談やお悩みの解決のお手伝いをさせていただきます。「どれを選んだら良いのかわからない。」「持っている機器と接続できるか不安。」という方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。
各実店舗では、さまざまなポータブルオーディオ製品の試聴もできます。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。