使用DAP:fiio M17 イヤホン:final A5000

正直、今までイヤホンについては使いやすさ重視で音質にはあまりこだわりが無かったのですが

最近final A5000を購入した事で、イヤホンに対する認識が180度激変！！

俄然、リケーブルにも興味が湧いてきたので今回この商品にチャレンジしてみました。

（初心者レビューになりますがご了承ください）

まず、既存の3.5mmから4.4mmのバランス接続に変わった事でボーカルと各楽器の演奏が明瞭に分離されて聴こえるようになり、全体的に音圧も上がったように感じます。

音質については既存のケーブルに比べ中低音（特に低音）の主張が強くなって迫力が増した感じです。

イヤホン本体は同じなのにケーブルを変える事で今まで聴いていた曲の印象がこうも変わるものなのかと新しい発見があり、リスニングの幅が大きく広がりました。

今更ながらリケーブルする楽しさが実感できたので

この商品を軸に他の商品も試してみようと思います！

最後に、商品については満足しているのですが

聴き比べる事で分かった点があるので追記します。

低音が主張された事で、finalが『トランスペアレントな音』と提唱している綺麗な高音の良さが消えて全体的にこもった印象を受けたので、

final A5000との相性はあまり良くないと感じてしまった点で−1の評価になりました。

【使用環境】

イヤホン：final A4000

プレイヤー：Lotoo PAW6000

【取り回し】

適度な重さがあり、とても扱いやすいです。

基本的に絡まることはないと思ってよさそうです。

【音】

A4000は透き通るような聞き疲れしない音が良いと思っていますが、

このケーブルに変えると低音が多くなり良さが少し減ったように感じました。

低音の量感を上げたくない場合は避けたほうがよさそうです。

【総評】

物理的な面でとても扱いやすいケーブルです。

中低域の存在感が上がってしまいA4000には合わないと感じましたが、

逆に中低域の存在感を上げたい場合などはオススメです。